海のトリトンストーリィ 5−8
第5話  さらば北の海
トリトンがアザラシ達の人気者になってピピは面白くない。
そこでミノータスがいる島をトリトンに教えるが、実はそれは蜃気楼だった。だまされたと気がついたトリトンはもうピピを許せない。悪化する二人の仲。

ミノータスの部下にピピがさらわれる。
助けに来たトリトンに「あーんたなんかに助けられたくないわ」とあいかわらずだがオリハルコンの短剣の輝きにミノータスがひるんだすきに脱出。しかしピピを助けに来たアザラシたちは全滅。プロテウスもミノータスの息で氷づけに。
ここでのオリハルコンの剣の輝きがピピの心に深い憎しみを生むことになる。

「よおく見ておくんですよ。再び北の海に戻ってきたときのために」
二人を背に乗せ、南に向かうルカーのセリフが泣かせます。

とらわれのピピ(逃げられるよこの檻;)
●ほんとピピはかわいい(ハートマーク)いーくら憎まれ口をたたいても許せるくらいかわいいのだが、 それは自分が大人になっちゃったからで、トリトンだったらやっぱり小憎たらしい対象にちがいない。

●ミノータスの甲冑を見るとモデルは兜ガニか。しかしこの人氷の中で眠っているらしい。
「わしの眠りを妨げるのはだれだ」
ってあんたトリトン族の生き残りを捜す使命があったのではないですか!?
部下に任せてグーグーしてるからピピが育っちゃったし、トリトン来ちゃったしー。
この回の作画はミノちゃん、ちょっとおたふくです。でも声すてきよ。(密かにファン)

●プロテウスは瞬間冷凍されたので、氷が溶けたら生き返るんじゃないだろうか。
第6話 行け!南の島
北の海に帰るとだだをこねるピピ。
一人で泳ぎ去るピピのしっぽにヒモ(海草か)を縛り付けてひっぱって戻したり、二人の仲の悪さが楽しい一話(笑)
トリトンの頭脳プレイ
火を使ったり椰子の木に登ったりするトリトンを見て、自分とトリトンほんとうに同じ仲間なのかと考えてしまうピピ。
生まれてはじめて火を見ておびえるピピピ イル、カル、フィンの3兄弟が迎えに来るが、ポセイドンに付けられていた。
うまく追ってをかわすが、ピピはトリトンに「かっこよく戦いたいんでしょ」「赤い剣を使えばいいじゃないの」「でもそうすると私かルカーが死ぬことになりそうね」などどしゃべりまくるのでけっこうすごい。
結局ピピのせいでポセイドンの追っ手に見つかり戦闘へ。しかしトリトンの頭脳プレイで短剣を使うことはなかった。
ピピというわがままな子供をなだめているうちに少しづつ成長しているらしい。
●ラストの、ピピをじっと見つめるトリトンのアップはかっこいいぞ。(惚れなおすなぁ)

●火を付けた棒を振り回したりするからピピが怯えたんじゃないの。「あははは、ついたついた、はははは」ぶんぶんっ。怖いよ、トリトン。

●ほんとはこの辺からピピはトリトンを見直しつつあるのだ。でも意地を張る。この意地は第10話まで張られるのであった。
第7話 南十字星のもとに
イルカ島についたピピの第一声は「わたしの家はどこ?」だった。
仕方なくトリトンは椰子の木で家を作り始めるが、オリハルコンの剣を使ったことと、まだ北の海が恋しいピピは勢いでイルカ島をとびだしてしまう。ポセイドンの手下、リューダにおそわれるが、駆けつけた(泳ぎつけた?)トリトンに助けられる。オリハルコンの短剣を使うが、ピピはトリトンと手を取り合ってイルカ島に戻のだった。

●オリハルコンの短剣で椰子の木を斬りつけると、一瞬で溶かされ根本から倒れる。その威力に驚くトリトン。
まだ短剣の力と秘密を知らない。

●トリトンが投げつけたオリハルコンの短剣を一緒に探して見つけて手渡してニコってしたら「仲良くなった」と思うじゃないの、ピピ。手をつないで帰るしー。

●ピピの家は屋根付き壁付きワカメのカーテン付きで結構な出来で、改めてトリトンの器用さに感心する。

●そしてシャコ貝のベッドだ!
第8話 消えた島の伝説
島の男の子と知り合うトリトン。その島にはトリトン族と思われる男を助けたばかりに沈んだ島の伝説があった。
男の子の爺さんに追い返されるのはお決まりのパターン。そしてその島もポセイドン(ドリテア)の起こした津波に飲み込まれる。男の子と爺さんが無事なのが救い。

●チェック:髪をとかすピピ。後にも先にもここだけのシーン。

●同じ年頃のせいか島の男の子プッチャはすぐトリトンと仲良くなるが、島一つしかないところで異国の子供を見たら爺さんでなくても怪しむだろう。そして「あの衣装を着た人間に会うと島が沈む」という伝説を決定的なものにしまったトリトンであった。
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