海のトリトンストーリィ 9−12
第9話 吸血鬼カミーラ
海を漂う不気味は幽霊船・・・吸血鬼カミーラが住むという・・・。
ルカーの止めるのと振り切って船に乗り込むトリトン、そこで船長の日記を読み(日本語じゃねーぞ)船長とカミーラという女性の結婚式の直前にポセイドン族、ポリペイモスに襲われたことを知る。
船の近くの島で一人墓守をする老女、ポセイドンの呪いにかかり島から出られないという。 いやがる老女を幽霊船に乗せ、ポリペイモスの追っ手から逃れようとするが、老女は船に乗ると吸血鬼と化してしまう呪いにかけられていたのだ(お約束)。
トリトンの短剣の輝きによって、老女は再び人間に戻ることができた。トリトンに船を燃やすように言うと止めるのも聞かず船とともに沈んでゆく・・・。夫、船長の日記を抱きしめながら。

●歌声を聞いたとたん、目の色が(文字通り)変わってクロールで幽霊船にダッシュするトリトン。すげー早いぞ。

●なぜかまつげが3本描かれたカットがあります。ピピとのからみのシーンだったので作画の方が間違ったのでしょうか?

●船長さんの日記がでかい。B4版はありそうだ。当時は普通だったのだろうか。

●美女となったカミーラにとりこまれそうになるトリトンは年上の女性の誘惑を必死に振り切ろうとするようにも見える。・・年取ったなぁ、私。

●「吸血鬼カーミラ」という有名な本があります。興味持った方は読んでみてはいかがでしょうか。
第10話 めざめろ、ピピ゚
T
あーんまりトリトンとピピの仲が悪いのでイルカ3兄弟は一計を講じる。
「歌う島」に二人を呼び寄せ、仲良くさせようというのだ。
はじめは島の音色に耳を傾けていた二人だったが、会話をはじめるとどうしてもピピをいらつかせることばかり言ってしまうトリトン。
そのころポリペイモスもトリトンたちの居場所を探して近くにいた。ピピは見つかりそうになるが、友達になった「お魚さん」に助けられて無事にイルカ島まで帰ることができた。
で、そこら近辺を必死になって探していたトリトンはピピの無事を知って飛び上がって喜ぶが、帰るとあいかわらず憎まれ口をたたくピピにとうとう手をあげてしまう。

泣き伏すピピに「トリトン族の女王様になってほしいんだよ、ピピ」なんて言っちゃうトリトン。 これで二人の仲が進展するのか?以下次号!

●一人で帰っていくピピの「ちゃんとまっすぐ帰るんだよ」ってやさしいけど子供扱いだわよ、トリトン。子供だけど。

●ピピがイルカ島に帰っていると知って喜ぶトリトン。しかしカットごとに段々表情が険しくなっていく演出はさすが。
この回はすんごく作画がきれい。ピピがとってもかわいい。

●熱帯魚さんのおかげでピピはちゃんとあいさつができて、ありがとうも言える子であることがわかった。

●怒ったトリトンがズンズンこちらに向かってくる。「ぶたれる」ことがすでに予測できるだけにピピも怖かったろう。
第11話 対決!北太平洋
*ピピはまちがいなくトリトン族なのだと確信する回。
第12話 イルカ島大爆発
そのまんまイルカ島がポセイドンの直接攻撃を受けて爆発する回。(正確には地底のマグマを誘発、と資料にはある)。
この回ではじめてポセイドン像とその神殿、部下のネレウスが登場して、ポセイドン側の情勢を教えてくれる。
前回のドリテア戦からの帰路、どうやらクラゲにつけられていたらしく、イルカ島の場所がポセイドンに知られてしまう。ポリペイモス、アンコウ、ギンザメがイルカ島をめざす。
爆発の中、ピピをルカーに託し、ポセイドン族と戦うトリトン。

●ポセイドン像の目から発射されるビームに注目。大西洋から太平洋に、どうやったら届くんだ。(水中軌道衛星砲とか)

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