ジブラルダル海峡を抜けて大西洋に入ったトリトンたち。
イルカたちもトリトンと合流すべく大西洋に集まりつつあった。
ポセイドンはミノータス、マイペス兄弟を送り込み、大渦を使ってトリトンたちをポセイドンの魔海に連れ込む。
吸血花や大ダコに襲われるトリトンたち。

逃げ込んだ船の一室で中世の人間を見つける。
生きているかのように立ちつくす死体のなかに、ポセイドン族のミノータス、ヘプタポーダにそっくりな人間がいた。
そこに現れたミノータスとマイペスは、ポセイドンが人間を作り替えて部下を作っているのだと言う。
逃げ出すトリトンとピピ。
ピピはアルコールランプに火をつけ、襲いかかるマイペスに投げつけた。
火だるまになって絶命するマイペス。
燃え上がる船と吸血花、巨大ザリガニに襲われるピピとルカーたちは、集まってきた旅イルカに助けられる。
ミノータスもオリハルコンの短剣を胸に受け崩れ落ちる。
「オリハルコンの短剣はポセイドン族にとっては悪しきもの。オリハルコンの輝きをこの神殿の中に入れてはならぬ!」
ポセイドンとの最終決戦がはじまる。
●ポセイドン族のもとになった人間がいた。ポセイドン族ってなんで出来ているんだろう。
血が出たり蒸発したり溶けたり崩れたり…わからん。
●ヘプタポーダは人間もとっても美人でした。
マイペスは人間の方が怖かった。(図参照)

●あれだけ火を怖がったピピが自分で火をつけ持ち運ぶ。慣れていたのだろうか。
問題は、アルコールランプを一目見て「火をつける道具」だと分かったことだ。なぜだ、ピピ。