__Walk_in_the_moonshine,_and_drink_like_a_jellyfish.__

[05.07.03] 

〜海月の放流〜 084

制約制限がなければ自由か?

わしはまだまだ学ばなければならないようだ。
肉体の限界を通して。
リミットをあえて設定するストイックさと
リミットを解除した先へと思考する方法とを
学ばなければならない。


●『近視眼の向こう側』
二日ほど眼鏡をはずして暮らしてみる。
伸ばした手の先さえぼやけている。
すべてがぼけぼけぼやぼやと焦点が定まらない。
家の中でうろついたり本を読みふけってる限りでは特に困ることもない。
見たいモノへと近付きさえすれば事は足りる。

外に出てみる。歩き回ってみる。自転車に乗ってみる。
世界の速度がまるで違う感覚。
世界が止まっているのか?わしが取り残されているのか?

目に頼れない分を他の器官で補完し再構成されてゆく世界。

何も変わっちゃいないかもしれないが。
世界は決していつも見えているものばかりではない。


・・・(つづく)[05.07.01]...Qurax2海月(=)彡
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