__Walk_in_the_moonshine,_and_drink_like_a_jellyfish.__ [02.12.09] ■ 〜海月の放流〜 024
□前回までのあらすじ: ●『にっぽんしきくらげしきうつろひ - 和歌山,徳島,香川の巻 -』 老いてなお青春!なんてことをTVの健康番組なんぞは推奨したりなんかする。 青春時代ってのは期間や時期を限定するものではないけど、確かにある。 で。僕にもあれこそが青春時代だったと思える時代がばっちりあった。 こんな書き方をするともうすっかり老成してしまったか過去にしがみついてる かのようだが。僕が今感じてるのは次の段階に入ってるんじゃないかってこと。 かと言って、僕は成長した!とは残念ながらまっっったく思えないが(苦笑)。 「青春」春があるなら、夏も秋も冬もあるはず。実際に言葉としても色と季節 を結びつけ組み合わせた語がある。それが青春/朱夏/白秋/黒冬。 中国の発想・思考かもしれないが、同じ言語思考性(?言葉で考える)のアジ ア圏にある日本にだって当てはまる発想だと思う。 (ただし!あお、あか、しろ、くろと言う色名と実際のカラーやイメージは今 と昔ではずいぶん異なる、らしい。色彩についても(色だけに)色々興味があ るのでまた改めて調べてみようっと。) 人生のうつろひを四季のうつろひにたとえれば。青春/朱夏/白秋/黒冬とい ううつろひがぴたりと当てはまる時代があるように思う。 (一日のうつろひにすら春夏秋冬があるようにも思う) ちなみに僕の四季感というのは。季節は交代制で入れ替わる、ものではなく。 季節は常にそこにすべて在り、時によりある季節の濃度あるいは密度が高くな る。と考えてる。 (あらゆるものの存在の仕方を濃度・密度/螺旋の捉え方で考えてるのだが、 説明しだすと長くなるので、またいつか・・・) そこで。僕が思うのは。ちゃんと四季のうつろひを感じながら過ごしていくこ とこそ日本で暮らす醍醐味があるんじゃなかろうか、と。 (この場合、日本で暮らしている限り、日本人である必要もない) 僕の旅もそろそろ四季を通じた一年を迎えようとしてる。四季のうつろひをダ イレクトに抵抗することなどまったくできずに翻弄されながら暮らしてきた。 この一年で感じたことをうまく言葉や行動として表現したりできるまでにはお そらく今後10年くらいの消化吸収期間が必要だろうけど。でも。 感じるのは。僕は青春とは違う次の段階に入ってるって感覚。 (青春と入れ替わりに次の段階ってわけではなく、ね) それは、真夏なのか、梅雨のような時期なのか、さてどんなものなのか?は 10年後をお楽しみに(笑)。 ・(322)11/30/2002/和歌山県・和歌山市/ 徹夜で日記を入稿した後。朝5時に寝る。不思議に8時半にぱっちり目が覚め る。パタパタと朝メシ喰って荷物まとめてあれやってこれやってチェックアウ ト。今は天気がいいけど。予報によると雨も降るかも。今日、これからどうし ようか? すぐに次の土地に動きだす気力がわかなくてうろうろ。図書館に行ってみるが 休館日。ががーん。残念。 吹きっさらし公園のベンチで一日だらりらと過ごす。 土曜日。こどもらが親に車で連れられて来ては帰る。入れ替わり立ち替わり。 そんなに大きな公園でもないし特別な遊具があるわけでもないのに、なぜかみ んな車でやってくる。 いつか時間があったらゆっくり書こうと思ってたメールの返事(の草稿)を手 をあたためながら打ち込んでく。書きながらだんだん脈絡がなくなり散文化し てくる。ひとつのフレーズから勝手に思考の連鎖ゲームがはじまり頭の中はど んどん取り留めがなくなる。 当てもなく地図を眺める。当ても予定も期限もないってことはどこにだってゆ けるってことでもある。ふと目に止まるのは地名。「風呂」なんて地名もある んだなぁ。ちょっと風呂行ってくるよ、なんてね。 “月”が地名に含まれているとそれだけでも興味がわく。そう言えば日本のど こかにずばり「月」って地名が確かあったはず。道路表示には月まで*kmとか 書かれてるんだろうなぁ。あぁいつか行ってみたい、月。まぁ年内には無理。) 今日はもう和歌山市から出ないでいよう。夜は?24時間営業のネット屋で朝ま で過ごそう。長居すればするほど料金はかさむからなぁ、夜の寒さに耐えきれ なくなるまではどこか別の場所に居るしかない。 どうしようかなぁ。この公園のベンチも3時半の時点で既に寒い。なんだか雨 降りそうな雲行きになってきたし。まいったなぁ。 移動しようか。大荷物はフットワークが重いな。 振り返ってみると。城下町にいるときっていつも精神的に足止めくらってるな。 城下町って好きなんだけどな。そう言えば。和歌山城は見たけど近くまで行っ てないなぁ。 雨が落ちてきた。和歌山城下の公園に移動。東屋発見。ひとりひざかかえ小さ く丸くなってる。寒い。ラジオドラマに現実逃避。 夜の散歩中のおじさんから煙草一本と板チョコ一枚いただく。ああ、この気持 ちがあたたかい。冷えてかっちかちのチョコを少しずつ大事にかじる。 23時を回って寒さに耐えられなくなってから、ネット屋に飛び込む。 今夜はここで情報収集とメール連絡。そして。暖をとり朝までいる。 「月の名所」と言っても全国各地にいろいろあるもんだ。万葉の時代から歌に うたわれてもいる。万葉集や平家物語って改めてちゃんと読んだことないなぁ。 なるほどそのテもあるなぁ。地図で確認。ふむふむ。 頭朦朧としてきた。眠い。もう朝。 ・(323)12/01/2002/和歌山県・和歌山市--徳島県・徳島市/ 徹夜。この二日間で睡眠時間は4時間ほどかもしれない。眠い。目が痛い。 長居すればするだけ料金がかさむから日がのぼったら店を出る。1,700円程。 少し雨がパラついてる。 フェリー乗り場までゆくと船は出たばかり。2時間ほどこの待合室にいられる。 待つことはなんの苦でもない、ここはあたたかい。 船で徳島に渡る。2時間。寝てる。到着すると雨で迎えられる。凹む。 雨の中歩く。川沿いに公園。東屋に避難。昼メシ喰ってると白いネコ。ふたり で残り少ないメシをシェア。 雨上がる。街の中心部へ移動。図書館発見。あたたかな空間でわくわくする本 たち。あれもこれも読んでくれと声をかけてくるよう。本のタイトルだけを何 時間も目で追う。それだけで今一番自分に必要なことばたちが飛び込んでくる。 市内の詳細地図を手に入れたかったので徳島駅に行ってみるがインフォメーシ ョンが見つからない。地図手に入らず。 すっかり日が暮れる。はぁ。今夜はどこで寝る?中央公園をうろつく。山のて っぺんが穴場かも。本来は神社があるようなのだが、移築工事中らしく工事車 両以外なーんにもない。屋根はないがベンチはある。ここで街を見下ろしなが ら寝よう。 ・(324)12/02/2002/徳島県・徳島市--鳴門市(中央公園)/ 早朝。人の声。何人もの散歩者がのぼってきたようだ。寒いので太陽が当たる まで寝袋から出ない。 天気はよい。冷たい風さえなければ。歩くあるく。けれどペースはかなりゆっ くり。どこも何も当てなどない。急ぐ必要がない。今夜安心して寝られる場所 さえあればいい。 月見ヶ丘海岸。という道路表示にひかれ進む。 小一時間歩いてたどりついた場所は・・・。 海岸は埋め立て工事中。隣は空港と工業団地。テント村は閉鎖。 ツキに見離された(?)まったく取り残された吹きだまり。 はふー。脱力。 野宿できそうにもない。もう少し進もう。 再び海岸近く。溜池の水門施設。ここでやっと落ち着けそう。 寒い。酒を飲むしか暖をとる術がない。酔って寝るしかない。 その貴重な命水をこぼしてしまう。寒さで手がかじかんで制御がきかない。 真夜中寒さで目覚めると空には星星星。 ・(325)12/03/2002/徳島県・鳴門市--(堂浦)/ 予報では今夜から明日にかけて雨、らしい。屋根のある場所を見つけなれば。 午前中はとてもよい天気。陽だまりはあたたかい。風を防げる場所がないか。 小鳴門公園っていうのを地図に見つけて行ってみる。が。道は野生化してて公 園とは名ばかりな荒れ様。はぁここじゃあ雨をしのげない。 日が暮れる直前、午後5時にはメシを喰い酒を飲み始める。この寒さをしのぐ にはウォトカだけが頼り。 7時を回る頃にはすっかり酔っぱらい。しかしここで寝るわけにはいかない。 そうだ、ここに来る前に確か神社があったはず。そこへ行ってみよう。ちょっ とふらつきながらも移動。 神社(名前忘れた)の社にもぐりこむことができた。ほのかにあたたかい。 ちょうど雨が降りはじめたようだ。しかも土砂降り。ナイスタイミング。助か った。これで雨風しのげる。ふぅ。 ・(326)12/04/2002/徳島県・鳴門市--(彫刻公園)/ 朝日が差し込み目覚める。昨夜の雨は激しかった。この神社が見つからなかっ たらずぶぬれで大変なことになってただろう。あぁよかった。 建物の中にいるからか、いや、低気圧が運んできた暖気のためか今朝はずいぶ んあたたかい。 しかし。雨はまだ降ったり止んだり。予報では昼から晴れると言っている。 しばしここで待つとしよう。 やっと雨もあがったところで歩きだすと風もなく太陽がほかほか。いつもの防 寒姿では暑いくらい。あったかい、それだけでうれしい。 気温の急激な変化の所為か、昨晩飲みすぎた所為か、疲れがたまってる所為か、 歩くのがとても億劫で疲れが激しい。 体調に呼応して天気まで崩れてきた。ぎゃふん。本降りにはならずにすんだが。 気が滅入ってちっとも足が進まない。 今夜は降らない!と決めつけて屋根のないところでも寝るつもりで場所探し。 彫刻公園という旧国道11号上に展開してる場所がある。あ、ここがいいや。 目の前は海。特別にライトアップされてるわけでもないので夜に人が来ること もなかろう。 風もなく割と(わ・り・と)あたたかな夜。あぁ一安心。 「宇宙の鼓動」というタイトルがついた石組の作品を前に寝床確保。 波音を聴きながら宇宙の鼓動を感じて寝る・・・。 ・(327)12/05/2002/徳島県・鳴門市--香川県・大内町(三本松公園)/ 今朝も比較的あたたかな朝。海を眺めながら朝メシ。 いつでも出発できる準備だけはしておいてから。 地図を開いて日記つけてのんびりとすごす。 歩きだしてもすぐに休憩。瀬戸内海はおだやか。風もゆるゆる。ヒルネでもで きそうな場所があればなぁ。小春日和の一日。 大型電器店があったので“インターネット体験”しとく。なるほど海月の居場 所はこうして報らされてるのか。見つかるのも時間の問題だな。しかし。 誰にも見つからないってのは逆にさびしい。僕は別に逃げも隠れもしてないし ましてや犯罪者でもないのになんだか指名手配中の逃亡者の気分になってくる。 誰か僕をみつけて!でも。捜索者はきっと週末くらいしか動けないだろうな、 師走で忙しい時期だろうし。忘年会にでも誘ってほしいものだ(笑)。 午後4時。くもってきた。風も冷たくなってきた。そろそろ寝場所をさがそう。 海岸沿いの真新しい、けど殺風景な公園。屋根のある東屋発見。風は防げない けどまぁここでいいかぁ。えーっとここは三本松公園、かぁ。なんかきっと地 名に由来はあるんだろうなぁ。しかもかなり想像しやすいような(笑)。 なんかあったかいもの喰いたいなぁ。ここ数日やたらに腹が減ってる。足もと ふらついたりするし。栄養不足なんだろうな。あぁあったかい鍋でも食べたひ。 いや、コンビニのカップラーメンでもいいから熱い汁物すすりたひ。はふー。 日が暮れるともう何もできないので晩メシ喰って酒飲んで。19時には寝る。 寝袋に入ってる限りはあったかい。爆睡。 はっ、として起きると23時。あ、「赤い鳥」から連絡入ってる。そうだそうだ、 定期連絡しなきゃ。アロー、海月です。なんとか生きてるよぉ。・・・現在地、 近況報告。ああ、声を聞いたら元気が出てきたよ。ぢゃまた。 真夜中。小雨まじりに強風吹き荒れる。寝袋の中で寝位置をごろごろ変えなが らなんとかやりすごそうとするが。雨風の音と寒さに結局眠れない夜をすごす。 ・(328)12/06/2002/香川県・大内町--津田町(津田の松原・琴林公園)/ 昨夜、真夜中過ぎからは浅い眠りを繰り返してたので、たくさん夢を見た。す べてに共通するのはあたたかいもの、だったような気がする。みんなで鍋を囲 むシーンがあまりにもリアルで目覚めたときの落胆は大きかった。はふー。 朝、風が強くじっとしてられないほどの寒さ、なのに体温が上がらず動けない。 ここに一杯の白湯でもあったら・・・。夢をひきずったまま妄想。 朝メシ喰ったら少しは体温上がる。歩きだそうか。動いてればもうちょっとあ たたかくなる。 しばらく歩くと瀬戸内の小さな島々を見渡せる休憩所。ネコが二匹ひなたぼっ こ。ネコは快適な場所を見つけだす天才だから彼女らのいる場所は居心地いい。 地図広げたり日記付けたり昼メシ喰いながらのんびり過ごす。ここに一日中居 てもいいなぁ。でも。もう食料も酒も残り少ないし、ちょっと風が冷たいなぁ。 あぁジレンマ。動くか?留まるか?うーむ、迷ったら前へ! 津田の松原。琴林公園。道の駅で一服した後、松林の公園をぶらり。どこか雨 風しのげるところはないかな。老松がたくましく林立する松原。とてもいい雰 囲気。海も目の前だから波音も心地良し。ただし風強し。 季節はずれのシャワールーム。鍵はかかってるが出入口付近は雨風しのげそう。 あ、電気もつく。おお、今夜はここにしよう。 いったん、荷物を暗闇にひそませて、食料の買い出しにゆく。カップラーメン であたたまろう。野ざらし生活のせめてものゼイタク。 安ウィスキーのポケット瓶180ml一本飲み干したら、19時には一気に寝る。 ・(329)12/07/2002/香川県・さぬき市・津田町(津田の松原・琴林公園)/ 6時直前に目は覚める(夜中にも寝返りのたびに目を覚ますが)。寒いので寝 袋から出ずにラジオに耳を傾けてる。 雨が降り出す。今日は一日ここに居ることにしよう(後で食料調達には行かね ばならないが)。まるでこたつ気分で半身だけ寝袋に入れてメシ喰ったり日記 書いたり。携帯もみくちゃカイロを寝袋に入れておくとほんとにこたつ気だ! のんびりした旅の休日。あぁここに鍋でもあればにゃあ。 傘さして食料調達。荷物は置きっぱなし。戻ってきてからは飲んで寝るしかな い。雨空をうらめしく眺めながら昼間っから飲んでるとなんだか落ちるとこま で落ちた気分。しょぼん。所持残金178円(泣)。 また夢を見た。目覚めた瞬間までとても鮮明だったが、もう忘れた。割と仕合 わせな夢だった気がする。夢にはなんの制約もない。 ・(330)12/08/2002/香川県・さぬき市・津田町--志度町(小田)/ 朝、荷物をまとめてると犬散歩おばちゃんがにこやかに声かけてくる。ここで 寝起きしてたのー?しばし話しをしてるとちょっと待って食べ物少し持ってき てあげるから、と。 おにぎりにする時間がないと思ったから、とタッパーに詰めたほかほかご飯と 梅干し。あぁどう感謝していいのか。ありがとうございます。思わず合掌。 ひっさしぶりに米を喰う。いつもフランスパンか食パンかカンパンだからなぁ。 これはもうちょっと歩いてみろってことかな。少しはげまされた。感謝。 行ってみるか。 あぁしかし雨の中。靴底には穴開いてるしソールが剥がれそうだし、もう崩壊 寸前。足はびしょぐしょ。はーあ。 1980年12月8日。月曜日午後10時50分。ジョン・レノンは死んだ。 今日、ラジオからは一日中、彼のうたが流れている。ジョンの魂が響いている。 うたのイントロが流れてくるだけで反射的に嗚咽してしまう。雨、風強く冷た い一日。とてもナーバスな一日。涙だか雨だかもうよくわからん。 今日はほとんど進まなかった。むしろ動かない方が良かったかもしれない。 でも。雨がしのげる場所をみつけたので、もうここで、今日はおしまい。 午後3時には酒飲みはじめて日が暮れたら寝る。カイロこたつ寝袋作戦でなん とかしのぐ。 ・(331)12/09/2002/香川県・さぬき市・志度町--高松市/ 降ったり止んだり。だが。太陽!あぁすばらしい。 歩きだして一回めの休憩。なけなしの金を投入、あたたかい缶コーヒー。 自販機横のベンチにへたりこんで一口一口味わって暖をとっていると店のおば ちゃんが話し掛けてくる。そして。みかん一袋いただく。あぁ感謝。合掌。 よーし、ゆこう! 東京では今日、大雪らしい。こっちも笑っちゃうしかないくらい寒いけど、今 日は大丈夫。太陽が味方についてる! 休憩のたびに座り込んでは空を眺めてる。大きな雲たちが足早に飛び去ってゆ く。青空の面積が心を開かせる。 「赤い鳥」から連絡入る。支援金入金、確認されたし。なにー!助かったぁ。 いま58円しかもってなかったからねぇ。 高松市街に入る。うひゃー大都会だぁ。おのぼりさん気分で街をビル群をキョ ロキョロ。 まずは駅の観光案内所に行って地図&情報入手。 電話帳で安宿探し。一泊3,000円の宿発見。電話。よーし、オッケー。 チェックイン後、街の中心辺りをぶらぶら。忘年会へ向かう集団。浮かれモー ドの高校生。こっちまで地に足つかずふらふわ。 あっ月!やぁやぁ久しぶりぃ。うれしい再会。そんな気分なのです。 食料調達して宿に帰る。帰る場所があるって安心。しかもあたたかい。 まずフロ!あぁ10日ぶりの風呂。ふわー。 晩メシはカップラーメンだけど。充分仕合わせな気分。 まだ酒は飲まない。今夜は「海月の放流」を入稿せねばならない。 和歌山の時のように徹夜だけはしたくない(笑)。 「赤い鳥」と連絡。12/11に接触決定。何か特殊アイテムが渡される、らしい。 となると。しばらくはここらでぶらぶらしてるしかないなぁ。 どうしようかなぁ。連泊するだけの余裕はないんだけどなぁ。大きい街は野宿 するとこがなかなかなくて困るんだよなぁ。 とりあえず明日明後日はあたたかくて居心地のいい場所さがして情報収集と興 味探求の日にしようっと。平家物語でも読んでみるか? おっと、もう2時だぁ。酒呑んで寝よう。チェックアウトは10:30amまでか。 よーし、送信だあ! ・・・(つづく)[02.12.09] 海月 |
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