雨降りの翌日はすっかりすっきり晴れ渡る。
海へゆく。
ぢりぢりと照りつける本気の太陽が肌を焼く。
雲はもくもくと塔を高みへと押し上げる。
水面に浮かび空を太陽を見下ろして飛ぶ。
波の打ち寄せる速度で飛ぶ。

浮き足立つ夏。

そして、夜中、ふと。こういう真夏に聴きたくなるうたを思い出す。
それはかつて初めての海外旅行でオーストラリアへ行き、
緊張と解放に揺さぶられながら、ラジオやTVや街角で聴いたうた。
思いつき、ネットで探し当てる。

●YouTube - The Proclaimers - I'm Gonna Be (500 Miles)

But I would walk 500 miles
And I would walk 500 more

なおさら旅に、ことさら徒歩旅に出かけたくなる。
ゆこうか。500マイルのその先へ。