[ 胸の空白、白い項 ]
これにて完結にございます。
退さんを好きになってから、断片的に考えていたお話ではありました。
こうして形に出来て、感慨深いというか、感無量です。呆けそう。
きっかけは「完全に死んだことになってるよ俺ェェェ」のときの、とっつぁんの「お前のこと、本当の息子のように思って、」ってセリフです。
とっつぁんはとっつぁんなので、みんなのとっつぁんだとは思うんですが、その時ふっと、退さんの過去を知るただ一人だったらいいなと思ったわけです。
まぁアレはぷー助に向けられた言葉でしたが。
退さんの過去をはっきり知ってるのはとっつぁんと全蔵の親父だけ。
うっすら知ってるのは近藤さんと土方。
という補足妄想です。
退さんいっぱい描けて全編通してずっと楽しかったんですが、栗子とキャッキャさせてるのが一番楽しかったです。
退さんがでれでれなのが楽しかった。
普段あまり女の子描かないので、さっちゃんと栗子が描けたのも凄く楽しかったです!
しかし長かったーーーーーーーーーーーーー!!!!
描いてる方も「長い」と思うのに、読んでくださった方は如何ほどかと思うと何か申し訳なさでいっぱいになります。
「もう無理」と頻繁に思ってたのですが、それでもどうにかペースを崩さず一気に書き上げる事が出来たのは、「見ているよ!」とお声かけてくださった皆様のお陰です。
精神虚弱なのですが単純なので、見てくださっている方がいると思うとこりゃゴールせにゃならんなと思うことが出来ました。
最後までお付き合いくださった貴方に、一生懸命精一杯の感謝を!
ありがとうございました!
20110612 マオ/910
あと補足というか、ちょっとオマケです。
退さんに「俺と来い」する前にとっつぁんにアプローチかけてた土方。
息子さんを僕に下さい!的な。
でもこの時点では土方は退さんに恋愛感情はありません。
退さんは割りと最初から好きだった。
なんか退さん面食いみたいな漫画になってしまいましたが、「きれいな人」→「好き」に至るのはその人の芯の強さを見たときです。
心根のまっすぐした人が好きなのです、彼は。(妄想)
大体こんな感じです。
退さん(30)と栗子(17)の話はいつかまた描きたい。
年齢だけ見ると援助交際!
それでは、こんどこそ本当に。
最後までお付き合いくださってありがとうございました!ぶちゅっ!