セキノヨルタチ・・・ ■ ARENA TOUR 2000 "HEAVY GAUGE" ■


= 2000.11.23 in 代々木第一体育館 =

4月15日からはじまった「HEAVY GAUGE」ツアーが代々木に帰ってきた。まだ肌寒かったツアー初日、雨にも関わらず会場の前の広場はチケットを持っている人も、持っていない人も, いろんな人であふれかえっていた。 それから約7ヶ月。日本全国を2周ぐらいして今日から代々木でラストスパートだ。 相変わらず会場に到着するのが遅い私は、さっそくいつものチャット仲間達に会いに行った。 キャーキャー言いながらの写真撮影会は、会場を前にしてもイマイチ、ライブという実感がわかないでいる私のテンションを押し上げるのに、十分な力があった。 最後に総勢8人ぐらいでおさまった写真は、横に1列に並んだためフレームにおさまり切らず、 カメラマン役の友達の「もっと寄って」という声に、みんなで肩をくんだりしてなんだかラグビーチームのようになってしまった。 「まもなく開演時間となりますので〜」というイベンターさんの声に押されてようやく会場入り。再び代々木の扉をくぐった。 会場に流れるBGMはエスニック調。なんだか自然と体が動いてしまいそうなほど軽快なリズムで、もうすでに立ちあがって踊り出している人までいた。 もうすぐココは世界で一番熱い場所になる。


HEAVY GAUGE
MERMAID


メンバーひとりひとりが後ろの巨大モニターにアップになるたびに噴水のように歓声が沸きあがる。 TERUは黒のスーツ。上着のポケットにネクタイと同じシルバーの縁取りがされていて、少し傾いたクロスの模様が入ったネクタイをしめ、 腰にはいつものとおりウォレットチェーンとミニスカートというかエプロンみたいなものをつけていた。 TAKUROは今まで同じテンガロンにフリンジのついた上着、皮パンのウェスタンスタイル。 右足の太もものあたりにガンベルト、色は紫色に見えたがちょっとわからない。 JIROは9/7の武道館と同じグレー地に黒のチェックのスーツ、確かインナーのTシャツが赤か黄色だったと思う。 HISASHIも衣装の色が変わっていて、暗闇で光る部分が赤になっていた。右側の腰骨のあたりに大きなバラの花のような模様がはいっていた。


TE 「HEAVY GAUGEツアーもあと3公演で終わっちゃうぜ〜!頭真っ白になるまで踊ろうぜ!一緒にバカになろうぜ〜〜!」


ハデなTERUのMCの後、HISASHIがギターを低く構えてソロ。 お化けが出そうなドロドロ〜・・・とした低音をひびかせる。 今日もHISASHIのアンプの上にドクロがいくつか並んでいるが、気のせいか、日に日に数が増えてるような感じがする。


誘惑
TOSHIのドラムインにあわせてプロモの頭の部分が流れる。
FATSOUNDS


TERUはマイクスタンドをドラムの前に置くなり、振り向いて「ひゃ─────→っ!」 体を「く」の字に折り曲げ、体全体を使って声をだしているようだ。 後ろのモニターには車の中からみた夜の道路や、電車の車窓からみた駅の様子がかなりの早送りでうつっていて、目が回りそうだ。 後半になるとラストの開脚ジャンプにそなえてマイクスタンドをわざわざとりにいくTERU。軽々とマイクスタンドをふりまわしている。 そして、もうすっかり恒例となった大開脚ジャンプは相変わらず、マイクスタンドの高さを軽く超えていた。


生きがい
SPECIAL THANKS


あんなにせつない曲もHISASHIのギターは相変わらずノイジーで他のメンバーと違いそれほど大きくはないけれど、ピョンピョン跳ねながら演奏していた。 優しいばかりのバラードというより、背中にちゃんと1本筋の通った感じの強さみたいなものを感じた。 「SPECIAL THANKS〜HEAVY GAUGE ver〜」といった感じかな。


TE 「え〜・・・みなさん、お元気でしょうか?え〜・・・あ〜〜・・・そ〜〜〜ですね〜〜(←何を話そうか考えている) 21世紀まであと少しだよね。今日は〜〜・・・11月23?だっけ??(←会場に聞いてる) 23だから、あと1ヶ月と1週間ですけど、やり残したことはありませんか?」
会場 「ある〜〜〜!!」


TE 「いっぱいあるよね〜! GLAYはですね、12月にちょっと遠出をしてレコーディングに入ります。異国の地でね・・・。」
会場 「え─っ(ブーイング)」
TE 「まだアルバムって決まったわけじゃないんだけど、実験的なことをいろいろと・・・ね。 ほら、年末といえばいろいろあるでしょ?俺達もツアー終わったばっかりなんだし・・・(ウダウダウダウダ・・・休みだってほしいよ、と言いたいらしく、ブツブツいうTERU)


JI 「なんかMCヘタになってない?」(会場からすごい歓声)
TE 「○□△×#♪〒¥○□△×#♪〒\・・・・・・(←焦ってシドロモドロ)」
JI 「キミ、何が言いたいの?それだったら小森さんの方が上手だよ。」
TA 「えっ?タモリさん?」(またまたすごい歓声)
SHI 「え?なんで俺??そんなにしゃべってないよ・・・」
以下、TERUのMCと小森サンのMC、どっちがうまいか、議論するが長いのでカット。
TA(TEだったかも)「ちょうどいいカンジにまとまったので次の曲行きましょうか・・・。」


グロリアス
Young oh!oh!


TE 「またMCの時間になってしまいました・・・えへへ(笑)」
会場 (爆笑)
TE 「今日は助っ人としてJIRO・HISASHI・TAKUROにきてもらいました。」
会場 (やや笑)
TE 「今日は3人にももっと気軽に話してもらいましょう・・・(←何気なく、メンバーの救いを求めてる)」


TA 「なんかさぁ、もっと他にしゃべることいくらでもあるじゃん! 代々木から始まって代々木に戻ってきたんだし、どこのライブが印象的だったとか、クリスマスの思い出とか、バレンタインの思い出とかさ!


TE 「あ〜、そうだね〜。長かったHEAVY GAUGEツアーでひとつすごい嬉しいことがあったのね。 それはね、名古屋でスタッフみんなでやったビンゴ大会なんだけどね、 俺さ、盗聴器セットなんか当たっちゃってぇ、今、どこに仕掛けようか考えてるんだよね。 JIROはサンドバック当たったんだよね?どお?」


JI 「サンドバック?あ〜、もぉね、すごいよ。俺、明日・・・あ、明日じゃないや(照笑)はははっ。今度プロテスト受けようかと思って。」
会場 「お〜〜〜〜〜〜(感嘆の声)」
JI 「今の"お〜"で信じた人がいるってわかるね・・・はははっ!」
TE 「(笑)そうそう、信じた人いるよね、絶対。俺が昔、野球やってたでしょ?それで"プロテスト受ける"って冗談で言ったら10通ぐらい"がんばってください"ってハガキが来たよ。 その中にね、"私のお父さんのお友達が王監督なんで・・・"っていうのがあってさ〜、俺、サインもらっちゃったよ。」


TE 「それでHISASHIがすごくてね、プジョーの自転車当たったんだよね?」
HI 「うん。それでね、そのときにスタッフと約束したことがあって、今日、自転車で代々木にくるって約束したんで、今日は自転車できたよ。」
会場 「え────→っ!(驚)」
HI 「・・・来ようと思ったんだけど・・・(ごめんなさい!このあと聞き取れなかった)」


TE 「それからSHIGEはなんだっけ?」
SHI 「俺?マンガ。」
TE 「そうそう!あれって何十巻もあるんだよね?」
TA 「なんかさ、2メートルぐらいなかった??(手を広げるしぐさ)」
SHI 「しばらく楽屋においてあったのに、いつのまにかなくなったね。」


TE 「それでね、TOSHIとTAKUROは何も当たらなかったんだよね(にやっ)」
TA 「・・・・・・(←ブゼンとした表情)」


TE 「だってさ、面白いのがさ、このビンゴ大会に向かうバン・・・車の中でね、 TAKUROが"今日、何も当たらなかった人ってよっぽど運悪いよね?"って言って笑ってたんだよ。 "景品が70何個あって、何も当たらないのは40人ぐらいなんだよ、相当運悪いよね"って 自分で言ってて、自分がその40人の中に入ってるんだもん。 みなさんっ、ついてないTAKUROに今日はいっぱい愛を注いであげてください。」


TA 「えー・・・恵まれない俺に、みなさん、今日は愛をいっぱい投げてください。(苦笑)」


とても長いMCだったけど、日頃のメンバー同士の会話を垣間見たようで、とても楽しかった。


とまどい


Aメロが終わって、メンバーの♪put your hands・・・のコーラスに入る直前、ピアノを弾いていたTAKUROが、会場に向かって「カムッ!」ってカンジで指を指す。 ラストのサビの♪まどろむ瞳に朝の光りが・・・のところで、メンバーの足元から薄いブルーの光が上に向かってのぼっていって本当に朝日がさしこんできたようだった。


Missing You


会場の真ん中につるされている大きなミラーボールが最後のサビの部分のときだけゆっくりまわる。 乱反射する光が会場全体をキラキラと、本当に雪が舞うようだった。 思わず両手を前に差し出して、その雪のひとひらをつかもうとする。アリーナでは思わず天井を見上げる人が多かった。 きっとステージを見ている人より、天井を見ている人の方が多かっただろう。


SHIGEソロ〜
POWER NEVER MIND〜
メンバー紹介〜
VJ紹介〜
VJ〜
POWER NEVER MIND


「Missing You」につづいてSHIGEのソロ。まさしくキーボードの端から端まで全部を使ってのメロディアスな曲だった。 SHIGEのピアノの音が会場の中に染み渡っていったあと、いきなり会場が明るくなる。 大きなドラムの音のあとに「POWER NEVER MIND」と続いて横アリファイナルと同じ展開。意外性バツグンだった。 JIRO・HISASHI・TOSHI・SHIGE・TAKURO・TERUの順に短くメンバー紹介をし、続いてVJ紹介。 VJブースのメンバーの名前をひとりづつ呼ぶ。一番最後の人の名前が呼ばれた後、つづけてTERUが、「・・・そして代々木!」と会場を指差す。 暗かった客席に一斉に明かりがつくと、まるで練習したかのように客席から「yeah─→!」と歓声と拳があがる。 客席のファン、ひとりひとりも同じくライブを作り上げるスタッフとして想われているようでうれしかった。


ROCK ICON


めちゃくちゃテンポが早い。CDの2倍ぐらい。それでもちゃんと最後まで息も切らせず歌ったTERUはすごい! TAKUROとHISASIもギターにかぶりつくようにして B'zの松本さんも真っ青なほど、細かく弦を刻んでいた。


LEVEL DEVIL


ツアーの前半後半とイントロと間奏で TAKUROがずいぶん伸ばして伸ばしてギターを弾いていたけど、ここでは少しあっさり目。 それでも間奏のところになると、得意のポーズで会場を煽りまくり、カメラに向かって指を指し、HISASHIのようにネックに噛みつく! 再びカメラに向かって手を伸ばすと、 TERUが横入りしてきて二人そろって中指をたてて会場をあおる。(管理人、ここで人格崩壊)


彼女の"Modern・・・"
COME ON!
サバイバル


以上・・・記憶なし!


TE 「え・・・このツアーの間にいっぱい新曲を作って披露してきましたが曲の成長ぶりを見るのも、今回のツアーの楽しみでした。 次の曲もそんな1曲です。ライブで演奏して、みんなからパワーをもらって成長してきたし、これからも成長しつづけると思うしみんなもどんどんパワーをつぎこんでいってください。


Will Be King


アンコール1


真っ暗だった会場に明かりがともり、ステージをみるといつもと感じがちがう。スタッフが2.3人ギターを持ってウロウロしているし、各メンバーの立ち位置にはイスが置かれていた。 ぞろぞろとでてくるメンバーはそれぞれ所定の位置についてアコースティックギターを抱えた。久しぶりにみる風景。 しばらくたってTAKUROがまぶしそうに会場を見渡しながら話しはじめた。それまであちこちからメンバーを呼ぶ声がしていたけれど、まるで水を打ったように物音ひとつしなくなった。


TA 「え〜、ここで新曲を聞いてもらおうかな。今度の新曲はね・・・うん、 90年代はいろんなことがあって、楽しくやりながらもデビューしてからずっとGLAYは闘いつづけてきたんだよ。 自分たちのスタイルや音楽が認められなくて、バンドと闘い、バンドに対する偏見や何かと闘ってきた。いつか認めてもらいたいっていろいろもがいて闘いつづけてきました。」


一瞬視線を足元に落としたTAKUROは、ここで声を詰まらせた。 2.3秒してかなり伸びた髪を大きく後ろに振るようにして顔をあげ、再び客席に話しかける。


TA 「でもね・・・自分たちの音楽が受け入れられなくてどうしても凹んじゃったとき、みんなが"大丈夫だよ"って励ましてくれたから、 今度は俺達から"大丈夫。もう何があっても大丈夫なんだよ"って気持ちをこめて・・・作りました。」


TAKUROの声が震えている。会場を見上げる目にはうっすらと光るものが見えるような気がする。


TA 「俺達は・・・今までいろんな人と出会って一緒にやってきて・・・うん、いろいろと学びました。 本当はずーっと一緒にやっていきたかったんだけど、なかなかそうもいかなくて・・・ 1人抜け・・・2人抜け・・・ってなって・・・なんでみんな離れていくんだろう、去っていくんだろう・・・って思ったり・・・ もぉ・・・想い出にしか残っていない人もいるしね・・・(声を詰まらせる)・・・けど、時間は前にしか進まないから、一瞬一瞬を一生懸命生きようよ。 だからね、みんなもね・・・もし今、大切だと思う人とか、かけがえのない人だと思う人がいるんだったら、その手は絶対に離しちゃいけない、絶対に離しちゃだめなんだよ。」


何か熱いものがこみ上げてきたのかもしれない。会場をみあげ、優しく話しかけるTAKUROが、時々視線を足元に落とす。 何度も何度も・・・声を詰まらせ、時には声を震わせた。両足を組んでギターを大事そうに抱え、両手はギターの上に置いて、ゆっくり会場を見渡していた。 1万人以上の人が集まっているはずのライブ会場に響いているのは TAKUROの震える声だけだった。 その声はどこまでも優しくて、柔らかくて、温かくて・・・モニターにうつる遠くを見る目は力強くて・・・でもどこかさみしげだった。 こんなに大勢の仲間やスタッフやファンに囲まれているというのに、彼はまだ「孤独」なんだろうか。私たちは彼の「孤独」を癒してあげられないのだろうか。


「都忘れ」で「夢中で伸ばした指の先に 触れるものは何?」とつづったTAKURO。先の見えない、明かりも何もない真っ暗な道の先端を、常にもがき苦しみながら歩いていくTAKURO。 目一杯伸ばした彼の指先に触れるものは、小さくてもいいから「幸せ」と呼べるものであって欲しい。


TE 「みんな立場は違うけど、いろんな思いを抱えているんだよね。」
TA 「うん。でね、そぉ・・・ツアーをまわってホント、みんなからパワーをもらって、もらう一方じゃ悪いから何かみんなにお返しがしたいと思ってこの曲を作りました。 あとはね・・・TERUさんには鬼のような記憶力を発揮してもらって・・・(照笑)」
TE 「そうなんだよね〜、長いんだよね。泣きながら覚えました(苦笑)」
TA 「はははは・・・俺、思い入れが強くなると、長くなるんだよね・・・。」
TE 「でもね、とてもいい曲だし、歌詞も簡単なんで、もし歌えたらみんなも一緒に歌ってほしいと思ってね。 簡単なんだよ。一緒に・・・あっ、その・・・歌詞なんだけど・・・」
TA 「あ・・・じゃあ俺が歌おうかな」


イスに座りなおし、ギターを抱えなおしてTAKUROがギターをポロポロと弾きはじめる。 TAKUROのボソボソとした歌声に、TERUがあわせる。 JIROとHISASHIの演奏も加わり、何度も何度も繰り返す。 途中TERUが「みんなも一緒に!」と客席にレスを求めると、客席からも声をそろえる。メンバーのコーラスがとても美しい曲だった。 後ろのモニターには演奏するメンバーの姿がモノクロの8ミリフィルムのように流れている。 顔がアップになるだけでなく、肩だったり、背中だったり、手だったり、ギターだったり・・・まるで古い映画を見ているようで、なんだかとてもさみしくて涙がにじんできた。


TA 「今日はね、こんな風にアコースティックな感じでやろうかな。」
TE 「久しぶりだよね、気持ちいいよね。それじゃ、次もアコースティックで、Savile Row。」


TERUはギターをタンバリンに持ち替えて、右手でかるくタンバリンの縁を打っていた。 武道館のライブのときのようにみんなで大合唱をするのかと思ったが、フルコーラスをサラリと歌うとメンバー全員サラリと席を立ってステージ裏に消えて行った。 客席はまるで狐につままれたような顔をしている。「え??え??え????」みんなの頭の上を?マークがいっぱい飛んでいるような気がした。 あわてて「アンコール」の声が沸きあがる。そうだよ、このままじゃ帰れない。


アンコール2


今日は2階という高い位置から見ていたので、「アンコール」の声が下から沸いてくるように聞こえた。 ほどよくエコーがかかり、壁や天井に反響して気持ちよく響いていた。


TE 「えー、盛大なアンコールありがとう!アンコール2曲じゃ足りないの?」
会場 大ブーイング
TE 「じゃあ、次の曲はね・・・あ、次の曲っていうのもヘンだけど・・・、また新曲を聞いてもらおうかな。」


曲のタイトルはまた横文字らしくよく聞き取れなかったが、(注「LONELY」というタイトルでした)とても疾走感のあるアップテンポの曲だった。 イントロもなくいきなりTERUのボーカルから始まり、ワンフレーズ後からHISASHIのギターが入るという今までにない構成になっていた。


TE 「じゃあ、次はみんなで一緒に歌える曲がいいかな?一緒に歌おうぜっ、生きてく強さ〜!」


生きてく強さ


一斉に会場の明かりがついてまぶしいくらいだった。短いイントロのあといきなりTERUがTAKUROの背後から抱きついて、 TAKUROの前にマイクを突き出す。 TAKUROがハモリをつけてくれて、ファンのみんなで主旋律を歌った。 「生きてく強さ」が終わる直前、JIROがモニターにアップになる。さらに大きくなる歓声につられてJIROもベースをジャンジャンかきむしるように弾いて、ステージの中央にでてきた。 両足をそろえてピョンピョンピョンピョンと跳ねる。また、ジャンジャンベースをかきむしる。 再び両足をそろえてピョンピョンピョンピョンとラジオ体操のように跳ねるとメンバーも後ろではねるし、会場のファンも一緒に跳ねていた。


JI 「OK〜?・・・OK!!(HISASHI側スタンド席に向かって)
OK〜?・・・OK!(TAKURO側スタンド席に向かって)
OK〜?・・・OK!(センターに向かって)
OK〜?・・・OK!OK!OK!OK!・・・・・・気分爽快っ!」


SHUTTER SPEEDSのテーマ


「Missng You」で幽玄の世界を演出していたミラーボールが、さきほどの倍ぐらいのスピードで回り始める。 ヒラヒラと舞う雪のようだった乱反射する光は、ピストルの弾のようにビュンビュン飛んでくるようだった。


ACID HEAD


いつものとおりというべきか・・・ TAKUROが赤いライトに照らされながら、ゆっくりイントロの部分を弾く。 TERUが両手を高くあげて手拍子を求める。 モニターにはタイトルにあわせて、カラフルなカプセルが踊っていた。そしてお待ちかねの♪kiss & Kiss! 右手の中指をとてもエロティックになめて突き出していた。 もう、頭のネジが5本ぐらいとんで行ったような勢いで声を上げた。


みんなで大きくジャンプをした後、カーテンコール。メンバーは思い思いにピックを投げたり、ペットボトルを投げたり・・・。 遠くて表情は良く見えなかったけれど、舞台の袖でメンバーを迎えるスタッフとハイタッチを交わす姿が、「今日のライブも熱かった〜」というメンバーからのメッセージに思えた。

■ セットリスト ■

HEAVY GAUGE
MARMAID
HISASHIソロ〜誘惑
FATSOUNDS
生きがい
SPECIAL THANKS
グロリアス
Young oh! oh!
とまどい
SHIGEソロ〜POWER NEVER MIND〜 メンバー紹介〜VJ紹介〜VJ〜POWER NEVER MIND
ROCK ICON
LEVEL DEVIL
彼女の"Modern・・・"
COME ON!
サバイバル
Will Be King

■ アンコール ■

新曲(後の「ひとひらの自由」)
Savile Row〜サヴィル・ロウ3番地

■ アンコール2 ■

新曲LONELY (後の「THINK ABOUT MY DAUGHTER」)
生きてく強さ
SHUTTER SPEEDSのテーマ
ACID HEAD


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