企画<坂本昌行をドラマに出演させたい!>

考察その3:特撮の悪役とは?
 さて、坂本さんには「特撮の悪役」をやってもらうのは良いだろう。しかし、ただ「こんな役をやってもらいた〜い」と言うだけでは、そこらのワイドショー!見てて良かったおもいっきり・・・じゃなくて、ええと、私としてはキチンとした『企画』として考えてるのである。
 そこで、
より具体的に、どんな役を演じて欲しいか考えてみた。

 まず、悪役の幹部クラスをやるからには、当然「悪の美学」を追求してもらわねばならないだろう。なぜなら中途半端な悪役では、それこそメンバーからツッコミ激しく入れられることだろう。それでは、坂本さんの胃が悲鳴をあげるのは必定。だからこそ、坂本さんには立派な悪役になってもらいたいのである。

 『美学』というからには、まず外見から考えてみよう。
 特撮の悪役といって、最初に思いつく姿は
「黒い格好」。坂本さんのあの身長を生かすためには、黒の長いマントは必需品だろう。裾を翻しながら、颯爽と歩く姿(足元はブーツで決まり!)はカッコ良いことこの上なしだ。「黒の長身のマント男」となれば、お子様は恐怖心を抱く。そう、悪は常に子供を恐怖のどん底に陥れなければならないのである!

 次に服だが、これも黒を基調としたものが良いだろう。司令官風の軍服系が似合うのではなかろうか。その方が、より冷徹な印象を与えるからだ。着やせするタイプだが、軍服系にマントを羽織れば、少しはまともな体格に見れるだろう。まあ、痩せた感じが「孤高の戦士」に見えるかもしれないので、この際体型は気にしないでおこう。

 そして顔。先にも述べたように、坂本さんの顔はそのままでも悪役のよう、とまで言われているシロモノだ(失礼)。だが、最初から顔を出してしまっては、せっかくの「幹部」という設定が台無しになってしまう。やはり幹部であるのなら、物語の後半正体がばれる方が面白いだろう。
 だから、顔は
マスクなどで隠すべきである。こうすることによって、視聴者の関心を集めることもできる。これで視聴者は坂本さんに釘付けだ!(違う)
 ただ、全部を隠してしまっては面白さにかけるので、顔のどこか
一部を出してみよう。鼻や口元では、坂本さんということが一発でバレバレ!そこで、左眼だけを出すというのはどうだろう。わかる人にはバレバレだが、お子様はそんなところはあまり見ない。かえって、その目線が恐怖を与えれば、なお正体がばれにくくなるので良いのではないだろうか。

 しかし、ただの「悪役」として出ては、ほとんど顔を見せることもなく終わってしまう。それでは「連ドラに出演」とは言い難いだろう。では、どうすればいいのか? 

<次回に続く>

 

 

考察その4:どんな役柄がいいか?
 では、どうすれば「悪役」でありながら、毎回キチンと出演できるのであろうか。

 それを解決できる方法は、ただひとつ。普段から「悪役」とは別の顔で生活を送る役になればいいのである!
 つまり、「
悪役でありながら、普段は正義の味方達と同じような暮らしをしている=人間に化けている」役であればいいのだ。

 正体を秘密にしている悪役が、潜伏するのにベストな環境とは?「灯台下暗し」、この言葉はヒーロー物のお約束である。それにのっとり、設定を考えてみよう。

  「悪」を全面的に押し出す役とは対照的な役柄が良いだろう。ギャップがあればあるだけ、坂本さんの「悪役」ぶりが引き立つ。
 いかにも
良い人そうで、平和な雰囲気を醸し出しているタイプで、ヒーローたちにも「悪」と気付かれないような「お兄さん」的存在。そうすれば、見ているチビッコは坂本さんが「悪」ということに気付かずにいるだろう(しばらくは、だが)。
 更に具体的なことを考えてみよう。
 坂本さんの「
人の良さそうな顔」とは、どんな顔であろうか?皆さんも考えてみて欲しい。番組でVTRを見ているときの、見守るような優しい表情。あの顔から、一体どんな役が当てはまるか考えてみよう。

 「お兄さん的存在」ということは、ヒーローたちはもちろん坂本さんより若い子達でなくてはならない。高校生くらいが適当ではなかろうか?それに合わせてみると、坂本さんはヒーローたちの身近で働いている人、という設定が無難であろう。
 しかも、坂本さんの「悪」ぶりを隠す為に、まったく
似合わないものを当てはめてしまうのが良いのではないか。
 それは
一体何か?

<次回に続く>

 

次回はいよいよ、サカモト企画の総仕上げ!
キャスティングの発表です!
乞うご期待(?)☆