★設定編★


そろそろ小説でもやりますか
 嵐主演の長編小説『デザイア』が終了して早3ヶ月が経ち、そろそろ次の小説ができてもイイ頃かな?とお思いの方もいらっしゃることだろう。じつは私自身が一番そう思っているのだ。
 ではさっそく取りかかろう!『デザイア』終了2ヶ月目の頃、私は確かにそう思っていた。しかしやりたい小説は前々作の『結果オーライ★大野探偵事務所です!』の特別編。さすがに予告してから1年経っていたので出さずにはいられなかったのだが、これが意外に
難産で、まったく話をまとめられずに苦しむこととなった。いくつか構想を練っては自分でダメ出しをして、また白紙に戻る・・・そしてまた最初から構成の練り直し・・・。そんなことを繰り返しているうちにひとつ大きな問題が起きてしまった。イロイロと模索しているうちに月日はあれよあれよと流れ、すっかり小説の書き方というものを忘れてしまっていたのだ。
 仕方なく、本の虫である妹の書棚からいくつか薦められていた小説などを読んで、頭の中身を変えようと試みてはいたのだが、まったく効き目がなく、かえって焦りを生む始末。小説どころか、
ネタ出しの段階で躓くという大惨事(?)を招いてしまったのである。
 一度凝り固まると、私の頭はなかなか柔軟性を取り戻すことができず、ただただ呆然と日々を過ごすばかり―――。そんな中で、私は今年2003年の
トニコンツアーに心底癒された。そして改めて、自分はトニセンが好きなのだと思い知らされたのだ。
 トニセン―――。
 そうだ!
私にはトニセンがいるじゃないか!(←・・・?)
 今までトニセンは私の書いた小説の中で、脇役としてしか登場していない(まあ井ノ原は主演クラスだったが)。これはひとつ、
トニセンが主演の小説を書いてもいいのではないだろうか!?
 その瞬間、私は目の前が、ぱあっと拓けていくのを感じた。

ではどんな小説を書いていくのか?

 じつは以前からトニセンが主演の話を書きたいと思っていた。それは、トニセンの東京グローブ座での3部作が決まった時である。それを記念して、トニセン主演小説3部作を書こう!と考えてはいたのだ。ところが当時はまだ連載小説も途中で、しかも頭の中には『結果オーライ★特別編』の構想がもやもやと浮かび始めていた頃だった。皆さんもご存知の通り、私はふたつ以上のことを一気にできない人間。やりたいことが浮かんでも、それを敢えて前に押し出すことはできなかったのだ。そんなことで自分の首を絞めて、連載中の物を適当に扱うわけにはいかないと考えてのことであった。(結果的には、『デザイア』でイッパイイッパイだったので、『結果オーライ★特別編』は白紙に戻ってしまったわけだが)
 とりあえず助かったのは、その時浮かんだトニセンの
ネタをメモしておいたことだろうか。それを今改めて練り直し、小説として書き上げればいいわけである。ただし、未だに小説を書くという作業には不安が残っているのも事実だ。長いブランク明けに文章を綴るということは、予想以上に大変なのである。
 そこで今回は長編小説ではなく、
短編小説として書いてみようと思った。一応『トニセン3部作』というコンセプトは残したまま、彼ら主演の短いドラマを創るという感覚で書き上げていこうと思う。

 さて、日記などを読んで下さっている方の中には、その短編がどんな内容なのか予想できる人がいらっしゃるかもしれない。
 そう、私の目指すところ―――それはずばり、『世にも奇妙な物語@フジテレビ』なのである。
 私はトニセンが主演する、かの有名なドラマ『世にも奇妙な物語』が見てみたいのだ。
 本当は、かつてJrが出演していた『怖い日曜日(新耳袋)@日テレ』のような短く、且つ強烈なインパクトを与える恐怖話が良かったのだが、あれは半端なく怖いので自分的に却下。書いた本人が眠れなくなるのも嫌だが、小説を書いたくらいで呪われても困る。
 しかし『世にも奇妙な物語』を見たことのある人ならばわかるだろうが、じつはアレはかなり練り込んであるストーリーなのである。特にそれを小説で書き表すのは至難の技だ。病み上がり・・・もとい、ブランク明けの私にとっては、アレほど緻密なストーリー運びを書き上げるのは難しい。そこで、
短さとテンポは『怖い日曜日』並で、内容的には『世にも奇妙な物語』的なものに仕上げていければ、と思う。

 ・・・パクリじゃないですよ。


キャスティングとあらすじ

主演はトニセン(坂本昌行、長野博、井ノ原快彦)!

とにかくそれがすべて。内容については、短編小説につき読んでからのお楽しみ☆ということで。


以上を元にトニセン主演短編小説に取り組んでいこうと思う。