下関&門司旅行記録 -2008-

 

2008/3/1(土) 初日

 今日から相棒と一緒に2泊3日の下関&北九州旅行です!まずは羽田空港から出発。行き先は山口宇部空港です。

 空港 わー、飛行機!

 羽田空港なんて何年ぶり?!確か卒業旅行で長崎に行った以来では・・・?てことは、十ン年ぶりか。そりゃあ空港も変わるわな。キレイになってて驚きました。

 そして飛行機ではしゃぐ私に呆れる相棒(笑)。でもね、飛行機って面白いんだよ〜。飲んでたペットボトルが、どんどんひしゃげてくのよ。こんな感じに。

 あーあ、無惨

 もうね、着陸寸前にはベコベコ言いながら凹んでたからね。
 ちなみに乗った飛行機は、横6列の超ミニジェットでした。長崎に行った時も小さい飛行機だと思っていたけど、その時よりもはるかに小さかった!新幹線くらいの幅しかなくて、相棒は超ビビってましたが(笑)。

 とりあえず無事に下関到着〜。さっそく向かうは唐戸市場!

 下関駅前 唐戸市場

 市場での目的はお昼ご飯です(*^∇^*)。テレビで激安ふぐを見てから、是非とも食べに行かにゃ!と思っていたのですよ。土日祝日は朝から一般人向けに営業してるんで、普通の人がいきなり行ってもOKなんです。

 ふくからあげ500円 ふく汁500円

 まずはふぐの唐揚げ・・・あっ、向こうでは「ふく」って言うんだよね。その場で揚げたてを頂きま〜す♪サックサクあつあつで美味しかった!そしてふくの味噌汁。こちらは身がプリップリで超Good!海からの冷たい風が吹き付ける中で飲むのが、これまた最高でした。

 そして最大の目的がふく刺し!

 ふく刺し600円

 お店ではお箸をサービスしてくれるので、その場でガッツリ頂けます。一人前のふく刺しが500円〜1000円程度で食べられる幸せ!東京だったら軽く4倍の値段がします。ホントお買い得だった〜(´ω`)♪♪ちなみに真ふぐ、とらふぐの両方を食べ比べました。高いのはとらふぐだけど、味はどっちも美味かったよー。天然モノはコリッコリの歯ごたえ!やっぱふぐはイイね〜。

 あとはもう勢いで食べまくり(笑)。

 ふく白子焼き450円 うにソフト300円

 たこ焼きのたこの代わりにふぐの白子が入った白子焼きは、明石焼きのような柔らかさ。うにソフトクリームという異色の食べ物に飛びついてみたけど、ただのクリーミーなソフトクリームでちょっとガッカリ。わずかに磯の風味がしたけど、ウニの生臭さは一切なし!あっ、生臭かったらヤバイか(笑)。

 すっかりお昼を満喫したあとは、バスに揺られて2時間!秋吉台へと向かいました。

 秋吉台 秋芳洞

 鍾乳洞や洞窟探検が好きな私はワクワク。土曜日だっていうのに観光客も少なく、とてものんびりした所でしたよー。

 岩窟王・・・という名の鍾乳石 黄金柱

 中は薄暗く、なかなかケータイで写真が撮れなかったけど、神秘的な光景に圧倒されました。自然って本当にスゴイ!
 しかも洞窟の中は15度くらいの気温だったので、コートを着ていたら途中から暑く感じられたほどでした。なんとなくワインの貯蔵庫みたいな雰囲気があったなぁ。湿度も思ったより高くなくて快適でした。

 そしてまた帰りは2時間たっぷりバスに揺られてきました。相棒も私もおもいっきり爆睡。こりゃあ観光客も滅多に行かんわな(==;

 結局ホテルにチェックインした頃には夜7時を回ってました・・・。超グッタリして1日目が終了ー。今回は移動時間にやられた感が強かったわぁ。でも秋芳洞は行って正解!!行き難いトコだっただけに、今行っといて良かったと思います。たぶん年取ってからだったら、行くまでに疲れそうだもん(笑)。
 薬草の入浴剤(※友達の結婚パーティーで当てたのを持参)で癒されながら、なんとなく花粉症の症状がきつかったので、相棒の薬を貰って早めにベッドに入りました。

 おやすみなさい。

 

2008/3/2(日)

 おはようございます、2日目です。

 今日の目的は海を渡って北九州の門司に行くことと、下関競艇場のレースを観に行くこと!
 さっそく朝から船に乗って関門海峡越え。唐戸から門司港までわずか5分の船旅でした。390円で越境。中国地区から九州地区へ。おお、九州に渡ったのは13年ぶりだ!やっぱり港町は雰囲気が素敵。おしゃれだね。

 ボイジャー 関門海峡を渡す関門大橋

 門司港には『Voyager』という観光船が停まってました。これ、土星をイメージしてるらしいよ。巌流島とかに渡れるんだって。ちょうど私たちが行った時はお掃除中でした(^^)。

 海峡ドラマシップという場所で、関門海峡に関する歴史を学んだり、海に関する知識を得たり。2人ともこういう博物館が大好きなのです。
 1階にある海峡レトロ通りは無料で見れるので、博物館自体に興味がない人でも立ち寄ってみては?

 レトロ通り町並み 上から見るとこんな感じ

 こんな風に、建物の中にレトロな街が再現されてます。西洋と和との融合は、まさに港町の良さだよね。

 路面電車も再現 一銭焼き200円

 そしてこの建物の中には、お土産屋が!うっかり雰囲気に飲まれて買ってしまう―――なんともうまい商売だわ(笑)。
 一銭焼きという、シンプルなお好み焼きみたいなものを買ってみました。もちもちした生地の中にもやしとネギが入ってて、さっぱりとした醤油味。まさに庶民のおやつって感じだね。

 さあ、門司港をあとにして、今度は電車移動☆関門海峡を渡って再び下関へ。目指すは下関競艇場。相棒のイチオシ選手が優勝戦に乗ったので、それを観に行ってきたのです。

 下関競艇場 空いてる・・・

 長府駅からすぐってのがイイねー。しかもJRの切符を持っていくと、帰りの電車賃がもらえるんですよ(回数券切符で)!こりゃ便利。地元の人は、片道代だけで遊びに行けるわけだね。羨ましいなぁ。
 風評ではとてものんびりした所だと聞いていたけど、本当にその通りでした。なんつーか、東京で言えば多摩川競艇場が近いかなー。最終日だっていうのに人が少なくてビックリしたけど(^_^;ゞ

 チキン勝つ250円、くじらバーガー250円 綺麗な水面

 着いて早々お昼ご飯♪オススメというチキン勝つ(カツ)と鯨カツバーガーをチョイス。バンズが柔らかくて食べやすかったです。チキンカツがちょい油っぽくて、相棒が胃もたれを起こしていたのは内緒(苦笑)。
 水面も綺麗でしたよ。東京の3場はどこも汚いので、羨ましく思ったわ。でも相棒に言わせれば、鳴門の水面は下が全部透けて見えるくらい綺麗だったらしい。やっぱ地方はイイなぁ。

 そういや入り口にボートが飾ってあったよ。

 舟の中 結構小さい

 中もバッチリ撮れたので、ちゃっかり写メってきました(*^-^*)。こんな狭い所に選手は『おばあちゃん座り』で乗っかるんです。←正座した状態から、足の間にぺたんとお尻を落とす座り方ね。本来、男の人はこの座り方がしにくい骨構造になってるので、相当膝や腰に負担がかかるそうです。だから膝を痛めてる選手が多いのよね(−−;

 ちなみに舟券は、下関の優勝戦と場外の注目選手が出ていた常滑優勝戦のみを購入。無事に常滑で当たり、今日はプラスであがりとなりました☆
 常滑のレースはモニターで観戦してたんだけど、お客さんがおとなしくてビックリだったよ。平和島だったら間違いなく怒号が飛んでただろうに・・・。やはり下関はのんびりしてるな〜。

 相棒は出待ちしてイチオシ選手から手を振ってもらったそうで。「こんな遠いトコまで来てくれてありがとうね〜、嬉しかったよ〜」と言われて舞い上がってました。良かったじゃねーか、相棒!つーか、選手も優しいよなぁ。

 門司港 黒川紀章デザイン物

 帰りは貰った切符を使って門司港へ。夕飯は名物の瓦蕎麦!!

 ふぐ皮550円、白子豆腐420円 瓦蕎麦2人前2100円

 もちろんふくも忘れずに(笑)。ふぐ皮と白子豆腐はお酒に合う一品だよねぇ。日本酒が飲めたらどんだけイイか!
 瓦蕎麦は、熱々に焼いた瓦の上に、風味豊かな茶蕎麦と錦糸玉子と牛肉が乗ってます。それを温かいそばつゆにつけて食べるんだけど、薬味としてもみじおろし&レモンを入れると、さらに爽やかな風味になってオススメです!パリパリにこげた茶蕎麦も香ばしくて美味しかった〜♪

 食べ終わってご機嫌で店を出てきたら、予想外の激しい雨!!そういえば朝の天気予報で「所により雨」とか言ってたっけ・・・。慌てて傘を買って、下関に逃げ帰りました。かなり激しい雨だったから結構濡れちゃったー(><)。風邪ひかないよう注意しなきゃ。

 下関に戻った頃にはほとんど小雨状態になっていたので、ホッとしてホテルに戻ったら、部屋に入るなりものすごい雷雨に変貌!空気がビリビリしてたよ。マジこえー!ハンパねー((((;゚Д゚)))
 ちなみに今までの旅行で天気が悪かったのはほとんどなかったから、軽くショックだったり。ずっと傘要らずだったのにな〜。一体どっちが雨女だよ?!(笑)

 そんな2日目は電車移動が思ったより面倒だったけど(待ち時間が結構かかる・・・)、初日に比べて疲れずに済みました。まったりのんびりできる計画を立ててくれた相棒に感謝!ホント楽しい思い出ができて良かったです。

 しかし旅行中は朝も昼も夜も食べ過ぎちゃって、帰ってから体重計に乗るのが怖いったらないね(><)!・・・しばらく乗らないでおこう。

 とにもかくにも美味しい下関に大満足でーす。