love is...<R>



何も考えることなどできなくなるのです

つらくて…重くて・・・

それでも

気持ちは空回りして

気持ちは昂ぶりしか知らなくて

それが恋だから

あなたに恋をしたから


「蒼鬼・・・」


名前を呼ばれるたびに

愛しくなっていって

想うたびに

不安になっていった

恋は胸の内をどんどん傷つけて

時に優しくその傷を癒してくれます


「俺で・・・いいのか?」


こんなにつらいなら

恋なんて知るものじゃなかった

こんなに重いなら

いっそ投げ捨ててしまいたかった

「…そう…か…」


でも

それはしてはいけないと思った

恋はそんなもので

割切れるモノではないと知っているから


「俺も…お前が好きだ誰よりも…」


この胸の高鳴りも

あなたの隣を歩ける喜びも

世界がこんなに綺麗に見えるのも

恋をしたから得れるモノだから




fin


written by 青桐候也[Tic-Tac] 2007