太陽
遊遊記



         ただそこにいるだけで  辺りを照らしてくれる


          暖かなぬくもりで  僕らを包み込んでくれる




                  太 陽





          あなたの無邪気さに どれ程癒されたことか

  
          あなたの明るさに どれ程救われたことか




                ねぇ 知ってる?
 

  



              まっすぐで曇りのない 瞳



             くるくるとよく変わる 表情
 




              あなたの全てが 愛しい









               だから 護りたい  
  



 
         あの子に降り掛かろうとしている災厄の 全てから





           自分達には これ位しかできないけれど…



           少しでもあの子の笑顔が 見られるように






           この身に代えても 護り通すよ 必ず









           神様なんて 何にも出来ないのを知っている



             だから 祈る 運命とやらに





          あの子の進む道が 幸多からんものになることを



         自分達がいなくても 前を向いて歩いていけることを







             ありがとう 産まれてきてくれて








             ありがとう ここにいてくれて












              光りをくれて ありがとう













                俺たちの太陽―――