友人のある日のブログを読んでいて、
中島みゆきの「世情」といううたを思い出して、探して、みつけた。

●YouTube - 金八先生 第2シリーズ 第24話

何度見ても泣ける。そして。世情。何度聴いても泣ける。
シュプレヒコールという言葉を覚えたのはこのうただったかも知れないな。

この動画で毎回泣いてしまう場面は。
加藤を勝者・英雄・正義として御輿に担ぎ上げるような加藤コール。
それはどこかでねじれてしまったシュプレヒコールであって。
騒動の尻馬に乗る周囲の馬鹿騒ぎが加藤本人とは全く乖離していて刹那的で
「臆病な猫」そのもので。その「包帯のような嘘」が泣けてくる。
そしてなにより。
一方の加藤だけが冷静で全体が見えている。
この頑固者の悲しさ/哀しさ。に涙する。

・・・
変える頑固者、変えない頑固者。流れに求める者、流れを止める者。
何が正しいかなんてわしにはわからない。
どの立場のヒトも同時にもう一方の立場に立っている、という視点もある。

わしはただ自分の感じる「共感」と「違和感」だけに正直でいたい。
（それさえも変化するのだけれど）