__Walk_in_the_moonshine,_and_drink_like_a_jellyfish.__

[06.09.07] 

〜海月の放流〜 108

たとえ深夜2、3時まで夜更かししてても。
毎朝4:55の目覚ましには即座に反応し。
雨さえ降っていなければ散歩に出かける。
そんな習慣が定着しつつある。
夜明け前後の大きな空と時間があまりにも素敵で。
その魅力のため、この2週間ほど続いている。

とは言え。
しなければならないこともないので
日中はヒルネ暮らし。
そんなぐーたらな日々。

それでも。
 日の出時刻は徐々に遅くなっている。
 季節密度は確実に変化している。
そういうことをちゃんと感じられる日々。


●『海散歩』
海からの日の出を見たくて。早起きする。午前五時。
眠い目こすりつつもサンダルつっかけ海へ。

朝もやを剥き破りつるりと太陽が顔を出す。
座り込んでボーと眺めている。
おはようございます。と散歩人たちから声かけられ。
朝初心者な気分でおはようと返す。
と。朝がきちんとはじまった。

相棒に知らせれば。
あちらは山で朝を始めているところだった。

いいねぇ。
よい兆し。



●『ソルティ・ヘッド』
9月。ようやく海で泳ぐ。
目の前が海水浴場。いつでも泳げる。
と思ってたら。結局。9月。

2時間ほど寝転んだり泳いだり。
海に漬けては天日にさらす。
白く結晶化した天日塩。くちびるも塩味。
このまま酒のあてになりそうな潮味。

・・・
カラダを馴染ませてゆくようにゆっくり水の中へ。
心地よい水温と水の抵抗。

波にまかせてたゆたい。浮き沈む。
手を宙にかざすと染まりそうな青に遠近感を失う。

力を抜いて水面で仰向けに浮かべば。
空しか見えず。
真っ青な空に白い雲を見下ろし。飛んだ。



・・・(つづく)[06.09.07]...Qurax2海月(=)彡
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