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『着地』

一年半くらいの旅期間を経て、昨日までしばらく腑抜けてた。
なんだか幽体離脱してたみたいに
自分のカラダを上から眺めてるような日々だった。

今朝、それが突然変わった。
カラダに戻った感じ。
冬の空気はピリリと緊張していたけれど
においも色もちゃんとそこにあったよ。

わあ、これだ。戻ってきたぁ。帰ってきたぁ。
うれしくてあてもなく街を歩き回る。

ただただうれしくてどきどきする。

課題は何も解決してないし、何も始まってないけど
僕は帰ってきたよ。

[04.01.04]sun
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