「スピリッツ」spirits 久しぶりにハードボイルドな探偵小説とジャズとバーボンってのもいい。 それは不器用だけれど踏ん張って生きてる者の街呑み。 木々のフィトンチッドを浴びながら飲るのもいい。 それはバーボンの故郷・ケンタッキーに思いを馳せるカントリーな外呑み。 ショットグラスでカッとあおってだらだら飲らないってのもいい。 それは気合を入れる気付けとなりキッカケとなり前進する開拓者魂の立ち呑み。 曰く。バーボンは酔うための酒である。 ただし。酔っぱらってはいけない。 スピリッツとは蒸留酒のことであり魂のことである。 酒なんかなくても生きてはいける。 けれど。酒があったらもうちょっと楽しい。 [01.05.24thu]