「旅の始まり」start いつものようにバタバタと部屋を飛び出してから 忘れ物はなかったかと頭の中でCheckするです。 いまさら忘れ物があったとしてももう遅いし、 たとえあったとしても大したことじゃないです。 やっぱり初めに狙った列車には乗り遅れたけれど、 ちゃーんと臨時列車が僕を待っててくれるです。 ついてるね!天気もものすごくいいし。 もうそれだけでもわくわくしてしまうです。 列車内の乗客たちもみんな浮かれ気分で、 自然に楽しそうな、優しさ一杯の笑いを携えているです。 悪くない、いつもの旅の始まり、です。 [97.03.23]