SO-02DにNFCを組み込んで失敗していた
2013年8月11日 / ケータイ
2012年2月にドコモから発売されたXperia NX(SO-02D)。
グローバル版と仕様が同じ…ようにみえて実はNFCが使えなかったというオチで落胆した人が少なくなかったはず。
ならば足りないなら組み込めばいいじゃないと思いついたものの残念ながら意味がなかったという結末があった。というか実際に検証していた。
下のURLでは文章として起こしているが、当方では画像と簡単な文章として記録しておく。
http://wiki.s13e.net/Xperia_NX_SO-02D%E3%82%92Xperia_S_LT26i%E5%8C%96%E3%81%99%E3%82%8B
注意:裏蓋を外すとドコモの保証が受けられなくなります。
バッテリカバーを外すと普通のネジとトルクスねじが見れるので外していく。
中を開けた様子。バッテリは交換可能。開けないと着脱不可にしたのは何故なのか突っ込みたい所ではあるが。
SO-02Eにセットされているsimスロットボード(上)とLT26i用のsimスロットボード(下)
チップやNFCと接触させる端子がオミットされている。
NFCアンテナ。こいつはSO-02Dにはついていない。
simスロットボードの端子と接触させるだけという簡単な構造の模様。
NFCアンテナには粘着シールがついてるので裏蓋に貼り付けるだけ。
simスロットボードは交換するだけ。交換するのは楽だけど部品単体のコストが高いのが難点。
さてここまで実装しておいて何故NFCが動作しなかったのか。LT26iのファームを突っ込めばなんとかなりそうに思えてなんともならなかった。
可能性としては基板側もわざわざ細工してオミットしてあると予想する。ドコモ向けの少数ロットのためにそこまでして設計変更するかね。アンテナ載せないだけにすればよかったものを。
ここまでやってしまうと中古屋や他人に売ることはできないので手元で余生を送っている。Xiが使えないので専ら屋内専用になってしまっているが。
デザインは申し分ないのでもう一度この形状で出してくれないものかと密かに期待しているが叶わないものか・・・
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