ケータイ2013夏モデル所感
2013年5月20日 / ケータイ
今年のケータイ夏モデルが各社出そろった。iPhoneを取り扱っているか否かでニーズに対するラインナップ展開が違うような感触。
○ドコモ
・大手三キャリアのうち唯一iPhoneなし。ただここまで来てまさかのiPhoneを出すなんてありえねーだろというラインナップ。
・個人的には残念系デザインもあるものの、サイズ肥大化に対するアンサーと思えば仕方ないっちゃ仕方ない。XperiaZとか持ちづらいし。
・ツートップ戦略は「スマホのオススメは何?」と聞かれた時の苦肉の策のように見える。ツートップに漏れたメーカーやそのファン層からの恨み節が聞こえそうではあるが、ドコモのiPhone対抗の功労者と考えるとあまり大きく言えないはず。
#2010年にXperia(SO-01B)で出血(顧客流出)を食い止めて、GalaxyS(SC-02B)で戦略の立て直しができたんだもの
・サイズの肥大化で選択肢の困る購入者に対して小さいスマホも用意。ホントはもっと出したいのだけどお上(ドコモ)の採算の問題で却下されたと某メーカーは語る。
・タブレットにFelica載せる変態端末出してよーと要望したが実は構造上の問題で見送ったとか(AquosPad)。次に期待。
・LINEと協業で何をプッシュしていくかが今後の課題。プリインしてますよだけでは大したアピールにならないだろうし。
・ワイヤレスチャージャー03の投入でQi対応の本腰が見られるとアピール。2500円なら買ってくれる人はいるはず。多分。
・実機触ってないと気付かないかもしれないが、ロック解除画面がメーカーオリジナルのUIに変更できるようになった。あの赤丸ワンボタンのセンスのなさくたばれ。
・次期iPhone発売までにどれだけ売りさばいて流出食い止めできるかが懸念事項か。ドコモの夏は我慢大会。1.7GHzが使えるようになれば苦しみから解放される?
○au
・社長自ら年末と春商戦が本気と言い放ってるぐらいのやる気の微妙なラインナップ。分かってる人は林檎待ちなので買ってくれないのは理解しているだろうけど。
・今更的な庭XperiaZと防水防塵でない&カメラ性能が『数字』で負けるHTC J Oneをどうやって売るのか。投げ売り覚悟で出すつもりなのか何なのか。分かってる人向け?
#冬春モデルの穴埋めに見えなくもないが一部機種は製造終了らしい。大丈夫か。
・スマパスの拡充。コンテンツが物足りなかった部分の穴埋めができるなら使う価値が生まれてくるかと。
・24時間サポートをぶち上げたがこれの成否で客層が完全に変わるかも。ggrks程度の基礎知識を覚えてくれない客が増えそうなのが一番思いついた懸念点。
・深夜帯にauの苦情を受けるとSAN値だだ下がりになりそうである。エボルバ(下請け)いじめすぎたらいけませんよKDDI様。
・Androidは漸くトライバンド。現行iPhoneは2GHz帯のみでエリア詐欺と言われたので次期型で挽回できるか。
○Softbank
・iPhoneシェアが一番多いのでAndroid勢は結構苦しいはず。海外メーカーどうなった。
・フルセグ入りは競合と被るので空気。最軽量の京セラは地味に売れそう。放射能測定つきは廉価でほぼ投げ売り担当。
・ルーターも含めて2GHz帯LTEはiPhone以外に入れさせたくない模様。代わりに子会社化したイーモバイルは生贄に。芋ユーザー涙目。
・SIMロック解除マダー?iPhoneのニーズが一番あるだろクソ禿。
・メガソーラーのやる気がトーンダウンして次はSprint買収が目標。apple様が首を縦に振るかどうかだが。他メーカーの追従は今一つ。
嗚呼やはりドコモ贔屓になりがちな記事。個人的には毒林檎一辺倒が大嫌いなのですよ。いや持ってるけども。でも林檎だらけになるのは一番嫌。
端末ばら撒きよりもコンテンツ商売にシフトしたいんだろうけど思ったより進みが遅い印象。ただひたすら消耗戦に耐えて第三のOSに移行したいのかしら。あっちの世界はコンテンツありきになるんだけれども。
全体的に夏モデルは冬までの繋ぎなイメージ。本命は冬モデルなのでしょうかね。
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