Zektbach World



※公式ゼクトバッハキャラ以外のキャラも含まれています。
基本は公式設定に沿っているつもりですが、いろいろ勝手に暴走していますのでご注意を。


世界
MZDの司るポップンワールドと少し時軸の外れた世界。
ポプ世界のMZDと同等の、「神」たる存在として世界を掌握しているのは宝玉・リスタチア。
ポプ世界と存在を半共有する者もおり、近からずも遠くない世界。



ルシフェル
嘆きの河、コキュトスに住まう麗人。自らを悪の王と名乗り、微笑みと共に孤独な時を過ごしている。
美しい音楽や旋律を好み、自らの分身となる金色の竪琴を常に胸に携えている。
自らをして悪と名乗るものの、彼自身は「絶対的な善」・「絶対的な生」を持って存在しており、 その闇を所持しているのは彼の対たる存在となるルシファーである。
ルシフェルはルシファーを同一の存在だと認識し、互いの善と悪は享受し合う、与え合うべきものだと感じている。
しかしルシファーの持つ悪意や憎悪も理解しており、彼の感情を竪琴を介して感知し、その力が暴走しないか常に見張っている。
血液が黒い(ルシフェルの持つ生としての赤とルシファーの持つ死としての青が混じっているため)。
性格は穏やかだが高慢気味、思考は諦観を主にして働いている。
忠誠を誓い、自らを守ると言うナイトに対し微々たる思慕を抱いており、妙な問答を仕掛けることもしばしば。


ルシファー
絶望・憎悪などの負の感情を主とする昏き地に身を置く麗人。ルシフェルと対の存在、堕天使の名を抱く。
姿・形はルシフェルのコピーとも等しい容姿。だが、髪、瞳、服などが青く染まっている。
「絶対的な悪」、「絶対的な死」を持つ存在。
善と生を持つルシフェルに対し強い憎悪を抱き、その存在を貶め、コキュトスを手中に収めようとすることを目的に生きる。
冷徹で残忍。己の目的のためにはどんな手段も選ばない非道さを持つ。
フィリの存在が自身に善をもたらす恩寵だと信じ、手中にしようと画策していたが、 それを察したルシフェル・ナイトの両者から妨害を受けたため、コキュトスを産み出したアンネースを自己の世界に幽囚し、 彼女が屠った魂と彼女自身の負の感情、そして黙示の剣を媒体としフィリの写し身(2P)を造り上げた。
(彼女を幽囚した理由にはコキュトスをルシファーの地と定めなかった怒りも含まれている)
しかし写し身であるフィリは扱うには脆すぎたため、アンネースと共に自己の世界へ遺棄している。
現在は地上を彷徨い、「誠」たるフィリを追い求めている。


ナイト
悪しき存在を根絶するためにその生を営んでいる聖の騎士。カウント・テンの先祖。
数多の悪を斬ってきたために方々から様々な呪いを受け、どんな苦痛を受けても死ねない身体となっている。
コキュトスに住まうルシフェルをこの世すべての悪を担うだと認知し、その命を狙い付けていたが、 真実を理解すると共にルシフェルの立場を悟り、その存在へ敬意を示すために忠誠を誓約し、協力にも似た関係性を結ぶ。
自身の中で培ってきた「正義」を絶対とし、自らを常に律している。
自分にも他人にも非常に厳しい。厳格で頑固。しかしそれ故に孤高の凛然さが漂う。
愛だの好意だのという甘い感情には流されない性質。
日々、自らを差し出すような問いをするルシフェル自体にはやや辟易している。


フィリ
風を司る精霊にして、自然と生のエネルギー体。膨大な力を持つ。
森の中、何百年も自由を過ごしてきたが、ある日ルシファーにその力を見染められ狙われたため、 森に及ぶ危険を考慮してコキュトスに身を隠し、事態を窺っている。
子どもとも老人ともつかない、人を煙に巻くような口調で喋る。
奔放だが永らく生きてきたためか意地が悪い。ある種、天邪鬼のような性格。
自ら望んでコキュトスに行ったものの森や置いてきた者が気になり、抜け出すこともしばしば。


アンネース
リスタチアの啓示により「監視者」としての地位を授けられた娘。
自身の怒りによってアポカリプスソードの力を暴発させ多大な災厄を起こし、 何もを産み出すことのない悠久にして零度の楽園、「コキュトス」を誕生させた張本人。
死を忘れるな、と己を苛み続けた結果、負の感情を影に喰われ、地の底、 つまりルシファーの司る闇へ堕ちた(ルシファーに引き寄せられた)。
そこで彼の拷問を受け、アポカリプスソードを奪われ、彼の地へ幽閉されることになる。
己が行った罪と罰を享受し、奪った魂の救済を日々祈っている。


フィリ(2P)
1Pの写し身・模擬体としてルシファーの手によって造られた。
1Pと異なり、その羽根や瞳はルシファーと同じ薄い青に染められている。
ルシファーの日々肥大してゆく欲望を受け止め、開放する器としてフィリの代替品と定められたが、 神の黙示録たるアポカリプスソードの力を以ってしても完全なコピーを産むには及ばす、 ルシファーの望む「フィリ」としての役目は果たせなかったため、不用の烙印を押された。
性格はルシファーと似て冷淡だが、残忍、というよりは皮肉屋に近い。
自分自身も周囲も含め、この世のすべてを嘲り、己を無様な道化師と称している。
アンネースと共にルシファーの世界へ閉じ込められているが、 傍観者にはこの方が都合がいいと、アンネースと語らいながら無為の日々を過ごしている。


エキドナ
ギジリ、及びサザラギ機関の手によって作り出された殺戮兵器。
上半身は菩薩のような姿だが、下半身はカガチジンの力の象徴として蛇の姿になっている。
人一人では到底敵わない相手で、過去、数え切れない程の人間を屠り続けてきた。
しかし現在は砂漠の底にある遺跡に葬り去られている。機能は停止しており、再稼動されることは二度とないと言われている。
ポプ世界ではゼクト世界へ介する扉を守る、時のガーディアンとして存在する。


シャムシール
「アゼルガットの破壊者」の二つ名を持つ美麗な女剣士。
コラーダの言葉に耳を傾け、世界を放浪しては様々な戦いに身を投じる。
本人に自覚はないが、リスタチアの恒常的な望みを叶える媒介として見初められている。


コラーダ
シャムシールの所有する意思を持った曲剣。
全存在を担い、自らを産み出したリスタチアを「母」と呼び、その望みを叶える為に人々を誘う。


Σ
世界のすべてを数値として認識し、それを数式化している女神。全知を見据えているため常に退屈を持て余している。
リスタチアの構築する世界の数式に違和と綻び、そして悪意に満ちた意図を感じ、己の力に適い超越者となったリアンを使い、 宝玉の支配するこの世界を1から構築し直したいと密かに画策していたが失敗した。
丁度ポプ世界・ゼクト世界の中間に位置する存在であり、第三者的な神の立場とも言える。
リアンが去ってからは退屈三昧で、部下のリソスとチェスを打っては全勝確定の勝負に辟易している。
怒るととても怖い。


アブラハム
砂漠の小国の民。視力が弱く、ほとんど盲目に近い状態だが未来を見据える力を持っており、易者を営んでいる。
繁華街を外れた小汚い道端で商いをしているものの、噂を聴きつけて多くの者が彼の元へ訪れる。
相方のヘビが視覚をフォローしている。カガチの末裔でその力を血に引いているとか、いないとか。聴覚が鋭い。














Back