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ひとみ問


ぐるん、とエッダは本を読んだまま逆さに上向いた。
彼が座っていたソファーは背もたれが低かったし、妙に反り返っていたから、
常にこのソファーで本を読むエッダにはその恰好がもう慣れっこになってしまっていた。
わずかに頭に血の昇る感覚がきもちいい、とちょっと変態ぎみに思いながら、
いつものように本の文字を追う。
「オイ、お前何やってんだ」
そこに、火の消えた煙草を口元に引っ掛けたスモークが通りかかって眉を寄せた。
逆さまに振ってきた声に、エッダはちらりと視線を向けて本を片手で叩く。
「本読んでんのぐらいは判るっつんだよ。もう少しマトモな格好で読め」
そういうものだろうか、とわずかにエッダは考えたが、姿勢を戻す気にはならなかったのでそのままで居た。
するとスモークはエッダが頭を乗せている背もたれに肘をつき、本を覗き込むようにしてくる。
「そもそも、お前何読んで・・・、・・・お」
エッダは指先でページをめくりながら、スモークの動きを追う。
すぐ横に、浅黒い肌がある。
本の中身を掠め見ようとする視線は近かったが、あまり気にならない。
しかし何かに気付いたような声に反応して、本を持ち上げ、首を右に回すと、突然前髪を触られた。
「そういやお前の目、って見たこと無いな」
驚いて、エッダは思わず身体を硬直させる。
スモークはそれに気付いていないのか、のんびりとした声のトーンだ。
たしかにエッダの前髪は必要以上に長いので、こうしてTシャツというラフな格好をしていても、
目が全体隠されてしまっていて本を読めているのが不思議なくらいだ。
スモークはすこし乾燥した金髪の感触を指先で受け止めながら、
彼の目を見ようと、髪を斜めに持ち上げようとする。
「・・・!」
しかし、思わずエッダは身体ごと飛びのき、右手を遠慮でもするように左右にすばやく振る。
どう見ても拒否にしては下手な、やり方。
ほんのかすかに風が起こり、意外な行動にスモークは苦笑した。
「おーいおい。なんだよ、別に減るモンじゃ無いだろ」
よほど、自分の瞳を見られたくないのか。
その行動にスモークの好奇心は掻き立てられたが、無理にそれを行う気は起きなかった。
それはいつも何を考えているかわからない、掴みどころのないエッダの珍しい行動が見られたからだろうか。
まだスモークを見やりながら手を振りつづけるエッダを見て、スモークは背もたれから身体を起こし、
ソファの表にまわって彼の真横に勢いよく座る。
「それ、読み終わったら貸せよ。俺も気になってた本だった」
「・・・・」
腕を組んで、笑う。
しばらくエッダは身を引いたままわずかに呆然としていたが、
スモークの興味がもう自分のことに向いていないのがわかると、ゆっくりと顔をゆるめて頷いた。
「・・・ん。あーあ、コーヒーでも淹れるか。お前も飲むか」
伸びをするスモークの提案に、ふたたびエッダは首を縦に振る。
コーヒーがあまり好きではない彼は唇だけで自分の希望を伝えようとするが、スモークに阻まれた。
「あー、知ってるよ。蜂蜜5杯のホットミルク、だろ。覚えちまったっつーの」
立ち上がってエッダの前を通り過ぎ、背越しに手を振る。
それを見て、今更エッダは自分の瞳をスモークに見せておけばよかった、と、
なんとなく考えてホットミルクの甘さを舌に思い浮かべた。

スモーク&エッダ















色沙汰話


「・・・うわっ!」
「っとォ。何ですか学者様、・・・又間抜けな」
大きな声が天井に飛んで、鴨川は自分がいつか床に投げ捨てた資料に足元を取られて前方にすっ転んだ。
床と激突する直前にその身体を抱きとめたのはダースで、
片手で鴨川を軽く抱えている状態は中々に珍しい光景だった。
呆れ顔の先は間違いなく鴨川に向かっていて、離れられない重みが、互いに伝わる。
「う、・・・うるさい」
「そもそも、アンタが此処を片付けないのが悪い」
不安定な体勢から、抱えられる格好になっても鴨川は暴れることをしなかった。
部屋はいつもの通り、こんな下らないハプニングが案の定起こりやすい状態で、
なにしろ今の衝撃で鴨川は手にしていた紙束をまたぶちまけたのだ。
眼前の海は途方ない白さをしており、ダースの指摘は的確すぎるものだった。
「うるさいっ!仕方なかろう、好きで私は・・・!」
「オイ学者様ァ、そんなに暴れちゃ・・・っとっとと、うわっ」
「・・・わっ!」
「!」
それが図星だったためか、不安定な体勢のことをすぐ忘れて鴨川はダースの腕の中で暴れた。
不用意な衝撃に、中腰同然の姿勢だったダースは、
今度はその体重を支えきれず、鴨川を抱えたまま背ごと床に倒れこむ。
鈍い衝撃と甘い痛みが同時に伝わり、
しばらく両者はじっと身体を固めていたが、先に鴨川がゆるく目を開いた。
「・・・う、・・わ、」
それと同時に、飛び込んできた光景に、言葉を失う。
すぐ目の前には、わずかに苦しみで鈍く呻くダースの顔があった。
鴨川の真下で、鴨川を庇ったようにその背に両腕を回している。柔らかな身体の感触。
うわ言のように声を上げれば、ダースもゆっくりと目を開く。
「・・・ン、嗚呼、・・・学者様ァ・・・?」
「!」
首を持ち上げれば、すぐに視線がぶつかる。
・・・が、その瞬間、鴨川は思いきり素早い速度で、顔を下へ伏せた。
訝しくダースは眉間を寄せ、背に回していた手を鴨川のシャツに寄せて、
無理やりに襟を引っぱり、その顔を持ち上げる。
どうやっても、力では敵わない。
あわれ、鴨川は再びダースと顔を合わせることとなった。実に不可解な格好で。
「な、なんでもない!」
「・・・アンタ、照れてんのか」
視線が合えば、すぐに鴨川がそうした訳が判る。
にやりと笑って、ダースはわざとらしく顔を近づけた。
身体を引こうと鴨川は力を込めたが、その前に背に乗った左腕の力が増す。
「黙れ!離せ!おまえっ・・・・」
「いやァ。アンタが未だ、此れ程初心とはなァ」
それは身体同士を押し付けるかたちになって、互いの熱は高い温度で行きかっていく。
すれすれの距離は既にあと一歩で密着してしまいそうだ。
あからさまに鴨川は顔を紅潮させて暴れ出す。宥めすかす、ダースの態度とは正反対に。
「なんの、話だ・・・!うわっ、馬鹿っ、止めろっ!」
「好い格好ですよ、学者様ァ」
「ダー、・・・ス、・・・っ、んっ!」
まったく愉快そうなその態度は、無駄に鴨川の暴言を煽って乱暴にさせた。
ダースはそれさえも満足な笑顔で受け入れ、わずかに上半身を起き上げたまま、
左手を鴨川の後頭部に回して力を込める。
当然のように、数センチにも満たなかった距離は遂にその隙間を失い、
言葉が互いの唇の底に押し込まれるようにかき消える。
鴨川の藍の髪を自身の指先にひどく乱暴に絡めたダースは、
至極満足そうに目を細めて、目の前の驚きをただ、にこやかに受け止めた。
好い格好、まさしく、そのままの情景。
何度も離しては、また塞ぐ。
息が途切れに途切れに続く音だけが響き、時折、鴨川がダースの胸を叩く仕草が見えた。
絶えず掻き回される髪の感触と、生ぬるい温度。
目を開いては閉じ、身を任される。
しばらくそれは粘着質に続けられていたが、
やっとの思いでそこから脱すると、荒げた息をした鴨川の大声が響く。
「貴様あぁぁあっ!このっ、・・・殴るぞ!馬鹿か!!」
発した声が湿っていて、やけに甲高く気持ちが悪い、と鴨川は思った。
思わぬ大声に少しだけダースは目を開くが、反省した様子もなしに鴨川の頬を両手で挟む。
「ヘェ。随分好さそうでしたけどねェ?アンタの顔」
「・・・っ、ば、黙れ!」
「尤も・・・、殴られた位じゃ止めませんがね、今日は」
「おまっ、・・・わっ、!」
火照った顔が更に赤くなるのを確認する前に、
ダースは鴨川の首に手を回して身体を起こし、そのまま下へ体重を掛けた。
そうすれば当然のように鴨川はしたたかに床へ背中を打ち付けて、見上げればそこにダースが居る。
心底愉しそうな顔で、鴨川を見つめるダースが。
「自慢出来るじゃアないですか。今日のアンタは其れ位好いって事だ」
「出来るか、馬鹿者っ・・・!」
なにが自慢できるものかと強い目でそれを睨みつけても、かすれた声は上擦った距離を保っていた。
最初からそれに気付いているダースは、鴨川の額に手を当て、そのまま目じりに口付ける。
「何を仰る、そんなモンはあたしにすりゃア良いだけです」
「・・・おまえ、逆上せてるだろ、・・・ばかが」
「ええ、とっくに」
その行為はいつでも駄目押しのワンポイントで、鴨川は抵抗を諦めたように溜め息をついて、
子供じみた弾んだ声を出すダースに向かい、自分もまるでのぼせたような顔をした。

ダース淀×鴨川















籠ノ正面


「千鶴。」
「何で御座いますの?」
「あなたは、私のために、ここへ来たの?」
知りませんわ、と千鶴は応えた。
実際、目の前の少女のためにここへ来たわけではなかったし、
少女の顔は知っていても、それはパーティーで唄っているところを見た程度のものだった。
既に羽毛が半分ほども抜け落ちている片腕の羽を労わりながら、愛想のかけらも千鶴は持たなかった。
「・・・私、あの子を離すことができない」
「鸚鵡のことでして?あの檻に鍵は御座いませんことよ」
「鍵は、ある。私のこころ」
暗闇を神に連れられたのは空が漆黒に馴染んでいる時刻だったので、
いま現在の景色は、それほど実際の時間として相違ない。
しかし、ここは常しえに続いていく闇の中だ。
居たのは赤い鸚鵡と、黄色い亀、そしてこの黒い少女。
そして神は、4人の前で言ったのだ。「かごめかごめで遊んでくれ」、と。
「・・・それが貴方の「うしろの正面」だとでも申すおつもり?戯れをしている余裕は無いのではなくて」
「千鶴はだれかの為に自分を犠牲にできるひと。私は、ちがう」
神は鸚鵡を巨大な白い鳥篭に放り込み、少女に彼を解き放つよう命じた。
そして鶴・・・千鶴と、亀のミドリにはそれを見守るように、と。
現在、ミドリは鸚鵡のところへ行っており、ここには居ない。
鸚鵡は相当の捻くれ者で、他人の指示には絶対に従わないと口うるさく騒ぎ立てている。
この少女はこの少女で面妖な考えばかりを口にし、同じように神の言葉を受け止めようとしていない。
そもそも遊ぶとはなんなのだ、こんな監禁まがいのことをして。
千鶴は頑なに己を見やる少女の言葉を聞いて、溜め息をつく。
「自身を犠牲にしなければ、あの扉を開けられないと仰るの?」
「・・・正確には、私と、あの子、共の犠牲」
「下らない話ですわ。あの鸚鵡も、貴方も、何も失うつもりは無いのでしょう」
千鶴の冷えた目を見慣れた光で少女は受け止めた。
何も失えない、という言葉に、頷きもした。
ここには織り機も反物もない。
千鶴が己の命を賭して培ってきたものは、ここには何ひとつ存在しない。
その揺らぎは、何をも失うことを怖れるこの少女の思いと相反するのだろうか。
「・・・きっと。あなたは、私のために、ここへ来たの。千鶴」
「何を、戯言を。わたくしは何の関係も・・・」
「千鶴。あなたは、私にないものを持っている。それがきっと、あの子の鍵を開けられるしるし」
「・・・・」
一歩を近づき、少女は真剣な眼差しを千鶴へ向けた。ただひとつ、曇りのない瞳のいろ。
それはあまりにも強固な凶器のようで、千鶴は言葉を発することが出来なかった。
未だ、鳥篭では鸚鵡とミドリが終着のない問答を続けていることだろう。
いっそ籠の前で自分達が滑りでもすればいいのか、と千鶴は投げやりに感じていたが、
金剛石のような少女の光を受け、冷えた感情を少しだけ溶解させる。
「・・・だから、お願い。私に知らせて」
「何をですの」
「あなたの命。あなたの源。あなたの、詩」
その時、初めて、千鶴は少女の存在が稀有なものであるのかもしれない、とにわかに感じた。
氷のような存在。炎のような心。
そのすべてがこころという檻に閉じ込められている。
手を差し伸べ、ゆるやかに少女は千鶴の、むき出しになった肌にふれた。
それはあまりに暖かく、あまりに冷たい温度であり、千鶴は目を開かせて、わずかに息を呑んだ。

千鶴&かごめ















罠ブギー


「随分暇なことしてるわねェ、あんたも」
「・・・何の話」
気に食わなくて、あたしは眉を曲げた。
なにもかもが癪にさわって、あたしは至極当然に不愉快だった。
「んー?いろいろよ。あの色黒のコとか、センセーとか、よ」
「前者は地獄。後者は天国」
「意味わかんないわ」
「・・・地獄は大っ嫌い、天国は大っ好き」
「ああ、成程ね」
そっけなく答えれば、そっけない返事が返ってくる。普通の揶揄。
含んだ視線は見つめられてて、それは問われる直前のハテナのような気がしていて、
やっぱりあたしは不愉快だ。
「新曲ですってねェ」
「知らないし。つうかなんでアイツなのかわかんないし。どこの需要よ」
「ナンバーワン昇格のお祝い?」
「神サマの?」
「そう。拍手パチパチものよ。あんたもお祝い、如何?」
最悪。
なにもかもが、とんでもなく最悪。
この話題が出るだろうな、と思ってたあたしが、何より最悪。
お祝いなんてする気はないし、拍手だって送る気にもなれない。
そもそも、この人はあたしが「アイツがナンバーワンになった」って情報を知ってるのを知っている。
気に食わない。ああ、ムカつく。なによ、オカマのくせに。
「・・・・」
・・・でもそれは最後の砦で禁句だから言わない。
アイツの客であり、時々あたしの恋愛相談役になっている泣きぼくろを睨みつければ、
鉄壁の化粧でつくられた笑顔が返ってくる。
なによ。知ったような顔して。
「やだ」
「そう、あんたも面倒なコねェ。別におめでとうの一言ぐらいじゃ告白にならないわよ」
「告白!?だからなんでそういう話になる、っつーのよ!」
知ったような顔。知ったような口ぶり。
そのくせ、言うことはてんでおかしくて、それが余計にあたしを苛立たせる。
おめでとう!?
告白!?
思わず大声が出る。
丸くなる目が返ってきて、絶対に違うからという目を返す。
この人は勘違いしてる・・・というよりはきっと、勘違いしたフリをしてるのだ。
「別にィ?あんたがいつまでも意味不明な行動とってるから、お姉さん心配なのよねェ」
「だ・か・ら、あたしが先生が好きなのっ、何度説明したらわかんのよ!!」
「それは知ってるわよォ。その割りにあのコの話ばっかりしてるから」
「それはアイツが突っかかって来るからだっつのよ!」
招待状が来た、と見せびらかしにきて、お前も来いって言われて、
先生がいつも出席してるから言われなくても行くって言って、
新曲出すから聴いてくれって言われて、なんかチケットを無理やり渡されて、
ナンバーワンになったって言われて、無駄に念押されて、それで、この人はそれをアイツから聞いて・・・。
「そォ?なら良いけどね。好きな人が居るなら、フラフラしてんじゃ無いわよ」
「してない!ハニーさんこそホストにドンハマりしてないでとっとと彼氏探しなよ!」
「あら、あんたが相談しに来たってのに、随分な言い草ねェ」
「う」
「あんたはまだ若いんだから。適当に見誤ったって良いじゃない」
「見誤る!?それ、何の話!?」
「さあね?」
含み笑い。ああ、見透かしてるって顔。あー、イライラする。
でもあたしは満足なことを何も言い返せなくて、その顔を凝視するに留まった。
あたしの手の中には16回目のチケットがある。
あのパーティーは過去の参加者の入場はフリーだから、こんなもの無くても入れるのに。
なによ、渡しても無意味だって本人が一番良くわかってんでしょ。
チケットを手の中でつぶす。
すると、すぐにハニーはあーあ、という表情をした。
もう1週間もたたないうちにパーティーは始まる。
最後に見たあいつの顔はばっかみたいに嬉しそうで、息が弾んでて、
あたしは不覚にもそれを思い出しちゃって、
満開の桜が咲いてた妙にきれいなその風景を、即効で脳内から削除した。

ミサキ&ハニー















ピンクスナイパー


「アナタのための言葉。だれでもない、アナタだけのうた」
ユメは儚い、人のユメは大よそにして誰かの餌となって、くるくる、くるくる、
「墜落していく!」
そんなことを言ったって、キミはキミでしかないワケで、どーしようもない想いだけをギュっと、
「たとえばショートケーキみたいに?」
アアそう、不思議の国のアリスの帽子屋、
あんなふうにコケオドシなレースのまんま進んでいければいいって、
ときどきそんな風に、誰かをユメの餌にしたいって考えもする、
「オカシみたいに?」
クッキーとチョコレート?
雄々しいオレらはそうやって、なんにもないのに全部あるようなフリをしてる、
そ、まるで何もかもを知ってる神さまとか勘違いしてる、
だれでもないオレだけのキミ、或いはキミだけのオレ、なんてな、ばかだな、
「いいの、わたし達が神様だもの。」
知ってるか、大よそにしてユメってのは儚くて虚しくて後悔の墓場みたいなとこなんだ、
どろどろしたハードキャンディで唇埋めて、
それはくだらねー恋物語の終焉、夢物語、ジエンド・ドッカーン、
「爆弾は心の中。それならアナタは?」
いつか憧れてたような気もする、なにもない荒廃のような情景に、でもそれもユメ、
儚い人のユメ、溜息と賞賛と、何もないという現実だけ、そう、いつだってオレらは。

「ねぇ、知っている?わたしたち、いつだって自由なの」

知ってるさ、美しいオレたち、いつだって自由であんまりに不自由だ、
生まれてしまったから楽しもう、そういって笑う、繋がりあう、ぐるぐるくるくる、回りあう、
長いまつげピンクの流線型青い星がぶつかって離れてく、
どこまでも続く虚空の闇は蛍光のマボロシで、すべて埋めつくされていく、
オレらは籠の中のチョウチョ、
そして流れる大河のワラくず、
ときどきは血の奥のヘモグロビン、
うつくしいオレ、うつくしいキミ、愛を謳おうふたたび抱き合ったこの奇跡のなかで、
知ってるか、オレたちはいつだって、
この宇宙のなかのたったひとつ、道しるべなんだよ!

カロリーヌ&ヤンゲルス


















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