S&E


スモーク
偏執な作曲家。ヘビースモーカーで常に口にタバコを咥えている。
界隈では有名な存在だが音楽以外に関心がなく、常に部屋に引きこもって作曲を続けている。
博識で様々な事柄に対して造詣が深いが、最終的にすべて音楽に費やされるため宝の持ち腐れ。
基本的に自分の世界を中心に生きているので話題や行動に突拍子がなく、ほとんどの相手はそのペースについていけない。
音が近くにないと落ち着かないのか、トイピアノを常に傍に置いて叩いている。
現在、数年に及ぶ長いスランプに陥っており、作曲の迷路に迷い込んだ半廃人状態。
そんな中家の前に倒れていたエッダを気まぐれで拾い、共に生活するようになる。
コーヒー中毒、アル中寸前。
常識人ではないが、「大人」というものは心得ている。黒猫を飼っている。


エッダ
樹木の角を持った獣人。
生まれながらに彼自身の生命力を栄養として育つ樹木を角として宿しており、 それを持つが故に自分を呪われた化物だと認識している。
樹は育ちすぎると宿主の意識を喰らい、宿主の身体を奪おうとする性質があるため、 1ヶ月程度の周期で自らそれを切って自身の意識を繋ぎとめているが、 角には神経が通っており、エッダの身体の一部として存在しているので、その行為には傷みが伴う。
脳にまで樹は侵食しているため、声を出すことが出来ず、喋ることが出来ない。
樹の生長が遅れるので、寒さを好む。全てを白さで覆い隠してくれる雪を愛している。
その境遇から人と関わることを極端に避けてきたので、コミュニケーション能力は低い。
性格は素直だがどこか幼稚で後ろ暗く、自分自身を不要の存在だと扱う節がある。天然まじり。
甘いものが好きな偏食家。意思を伝える際は筆談を使う。漢字は苦手。
スモークに拾われ、足並みの揃わない共同生活を送る。
スモークの飼っている猫に懐かれている。








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