Phantom,Angel,Detective,Devil



※版権ミミニャミを別人格の別キャラとして捉えて話を展開しています。
性別も各々違うので、CPなどご注意ください。


エヴァミミ
女性。奇妙ミミを自分の半身だと信じ、己を「未完成」の存在だと認識している天使。
奇妙ミミの存在を消せば自身が「完全」になれるだろうという考えの元で行動している。
運命を定める「神」という存在を信仰し、それ自体になることを望んでいたが叶わず、 それならば「天使」になろうと旧知の友人の手を借り、人工的に羽根と輪をつけて身体を変化させた。
「完全な己・完全な個」となることは彼女の悲願であり、アイデンティティであり、絶対的な本能でもある。
存在すべての土台にその考えを置いているため、それが揺らぐことを潜在的に恐れている節も。
性格は冷淡・冷徹・冷静で、感情を表立たせることはほぼない。アイロニー信者のきらいあり。
一応羽根と輪には対象者への武器となる機能も付随している。
現在はデビルマンニャミの地で、片割れとなる奇妙ミミの変化から己を見つめている。


奇妙ミミ
男性。エヴァミミと同様に彼女を自分の半身だと信じ、「完全」を成すためにその命を燃やしている。
怪盗を気取り、下一桁に1の付く日に何かしらの物を盗んでは世間を騒がせている。
盗むものに明確な決まりはなく、その定義は「美しい物」という一点のみ。盗みを失敗したことは一度もない。
エヴァミミより俗世に馴染んだ思考をしており、怪盗をしているのも自尊心を満たす意味合いが強い。
彼女ほど強い「完全な個」への渇望はないが、彼にとってもそれは絶対的な本能であり、その死を常に望んでいる。
怪盗として生きる中、自分を盲目に追い、自分へと執着するコナンニャミの存在に心を揺さぶられ、 戸惑いながらも次第にその感情、及び愛へと傾倒していく。
それによって産まれた己の感情の明確な変化に「半身」・「未完成」・「完全な個」という互いの前提に疑問を抱き始めている最中。
倒錯的で自己陶酔気味。
出会う度にお互いの消失を望み、その目的へ動くため暴力的な力は互いに強い。
引き合う力故に、お互いの状況・感情・行動などを理解することが出来る。


デビルマンニャミ
男性。闇の底で不完全な魂の裁定を行っている悪魔の少年。赤い翼と三叉の槍を持っている。
享楽的で大雑把、とかく愉しいことに目がない。
愚かしさと聡さを備えた矛盾の塊である人間を「興味の尽きない存在」として好いており、 暇さえあれば人間界を覗いて観察を続けている。
何故か自分の領域へと表れたエヴァミミの稀有な存在と考えに興味を持ち、 彼女を失うのは勿体無い、とその存在を認めさせるべく毎日口八丁に動いている。
悪魔の割に生にも死にも執着がなく、妙に中立的。「個性」足りうる特異さが大好きで、大食い。


コナンニャミ
男性。若くして探偵業を営んでいる男。才気溢れる活動で街では良い評判を得ている。
巷を騒がせている奇妙ミミを追ううちに謎めいた彼の生き方に愛憎を抱くようになり、徐々にその存在へ執着していく。
ひとつの物にのめり込むと他の事がまったく見えなくなる性格。
自分が若いことに対してある種の嫌悪感を抱いており、早く大人になりたいと願っている。
家族は居らず、一人暮らし。街の警察に属する警部がなにかと世話を焼いている。
自分の中の正義感を絶対視し、自分の視える世界を信じきっている。












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