APRIL

#2006.04.23.Sun



わたしはまだかれの声を覚えている。遠くからわたしの名前を呼ぶ、あの大きな声を。ぜったいに忘れないと、約束した。わたしは、かれは、それを守りきることが出来るのだろうか。


パリで食べたアイス お気に入りの街 paris


お風呂に浸かって、いつまでも本を読んでいたらついに一冊読み終えてしまった。ゆびがしわしわ
夜がもっと長かったらいいのに。そう思って、ずるずる夜の闇が朝を支配する図を想像してハッとした。まさにヨーロッパの冬だ。その闇のおかげで鬱になる人が多いってきいたけど、本当なのかな。


メッセンジャーでひさしぶりにwilliamsと話をした。今日は、一人で散歩をしたと言っていた。スイスの町並みを散歩するwilliamsを想像してみたら、なにか妙なので笑ってしまった。彼はブラジルの方が性にあっている、と言ったけれど、本当にそうなんだろうと思う。ただ、かれにはフランス語がとても似合う。かれのおしゃべりを聞いていたら、どうして13年もスイスに住んでいるのか、きくことをすっかり忘れていた。


リサが冷静と情熱の間をボロボロ泣きながら読み終えたので、わたしも読んでみることにした。江國香織のあおい編からか、辻仁成の順正編からか、どっちから読んだら良いんだろ・・・。
#2006.04.20.Thu


ユダの福音書きになるきになるきになる。


spainのそらchurch road


実は新約聖書の作者が不明で、福音書は30種以上あったんです。って、って、あーあやしいよどうなってるのキリスト教。
ヨーロッパの国々を巡るたびに、見るたびに圧倒され続けた歴史的建築物、教会の数々。アメリカ南部のとある街に住む人々の生活そのものが、キリスト中心に回っていたこと。信じられなかった。日本に生まれて、こんなに宗教という存在に深く関わることがなかったわたしにはただただ衝撃が大きすぎて、呆気にとられるばかりだった。あーとにかくスケールがでかすぎる。キリストって一体どんな人だったんだろう。世界一のベストセラー(聖書)をいくら読んでみたって、毎週教会に通ってみたって(教徒じゃないけど)、全く信じられなかった。信じるものは救われる。わたしは救われないんでしょうか。


あわわ、手記の3年日記さぼってた。三ヶ月ぐらい。丁度イギリスから帰ってきてから、ちっとも手をつけていなかった。去年の今日の日記を読み返す。丁度一年前だなんて信じられないくらい鮮明に蘇る記憶。大切にしなきゃ。

#Log