コイ オモイ


さようならと君に言えない僕は、
ずっと気持ちを引きずって、
ただ傷を残していた。

本当は見たんだよ。

君は僕のことを好きじゃない。

それについて責めるつもりはないけれど。
なぜだろうねえ。
僕の気持ちは真っ直ぐに、君へと続く。

アキラメレバ?

ホカノコガイルヨ。

頭の中でたくさんの、
囁く叫び声が、
響いて僕を苦しめる。

だけどどうして?

今すぐ君を迎えに行くよ。


 僕は泣きました。
 僕は恨みません。
 僕は羨ましいです。
 僕は恨めしいです。
 僕は傷つきました。
 僕は泣きます。


今頃君は笑顔なんだろう。
僕は考えながら。
自然消滅を望む。

気持ちを温めるように。

静かに生きようと。


2005/03/19

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