* 天使の舞う夜 *

 

 


雑踏の波

足早で歩く人々

高い建物 光るネオン

そんな都会の中

ただ一人

僕は 空を見上げた



 君がいなくなって 1年が経った

僕はあの頃と同じコート 羽織って

こうして あの時と同じ場所にいる


 「 もしかして 君がいるんじゃなぃか 」

「 あの時と同じ笑顔で..... 僕を待っているんじゃないか 」

.......そんな有り得もしないコトを考えて。

バカみたいに期待して。

君はもぅ二度と還ってこないというのに........



 2人でこの白い街を歩いて 足跡つけた。 
                   あかし
「 これが 私たちが一緒に生きてる 印 だネ」

そんな風に微笑んで言った君は

愛しくて........

けなげで........

清らかで.......


まるで


真っ白な雪.........



 街の音

人の声

足音

あふれる中

白い 白い 粉雪が舞う



 「 きれい 」

そう呟いた君は 天使のようで。

でも

手をさしのべて 消えた雪を見た少し寂しげな顔は

やっぱり君で。



 空から舞う
 
雪に触れる。

手に触れるとすぐに儚く消えていく雪......

まるで 君のように.....。

冷たい感触も........

君のいつも冷たかった手のようで.......


目の奥が 熱くなる

 この白い天使が舞い落ちる中


僕は

この雪を

この夜を

この一瞬を

君のように感じて


一人


足跡 残すよ.........

 






 

** end **

 

BGM Silent Rain , Holy snow
 (C)LUNA



 

こんばんわ。
お久しぶりの黒背景ですかね☆
さてさて。
北海道も冬らしくなってきました!!
もぅ寒いさむい…(>∧<)
冬になるとこの寒さ思い出しますね〜。

さてさて。
今回の詩です。
もぅ冬!ということでアップいたしました!
実際これも中学生の頃には出来ていたものなんですが…(^_^;)
もともとこんな感じのストーリーで小学生の頃に歌詞を書いていて。
それをこぅいうカタチにしたって感じです。はぃ。
この詩ではうちの中では『 足跡 』の部分が一番好きです。
よく冬の雪が積もっているところを一人で歩いてるときに
後ろ振り返ると当たり前のように自分の足跡があるわけですよ!
なんか生きてるって感じしませんか?
自分が歩かなかったらこの足跡はついてないんだなぁ〜なんて思うのです。
もともと足跡つけるのはうち大好きですっv(餓鬼)
んでどうしてもこの詩に足跡のコトを入れたかったんですねーv
なんかめっちゃ無理矢理くさくなっちゃいましたけど。笑
てかまたまたおなじみの悲恋モノです。
…クリスマス時期になると何故だから別れるカップルって結構いますよね…爆

今回のBGM。
またまたLUNAさまの曲をおかりしました★
はじめはこの詩もLUNAさまの曲なんですけど
違う曲の予定だったんですねー。
でもこっちの方が冬らしさがあるんでこちらに変更しましたv
まぁそんなわけで今年も冬がやってまいりました!
寒さに耐えて頑張ります!でわv




和希。