love







『 小さな幸福 』





お弁当 食べ終わって 五時間目。

太陽さんさん振りまいて 夢心地になってたら。



あなたから一通のメール v

思わず にやけ顔。

誰かに見られたらどうすんの。


こんな些細なコトだけど。

" わたし 幸せだなぁ…" って

窓の向こう 見ながら しみじみ思ったヨ。


幸福
-シアワセ-

って きっと こんなものだよね… v

 

 





『 小さな恋のうた 』


 

"  恋をした "

…気付いたら目で追ってた。

気付いたら あなたの声 遠くで聞いていた。

澄んだ声…

きりっとした表情に

時々みせる ステキな笑顔…


恋しくて

恋しくて…

" 恋してた "


ある日のカラオケ。

あなたが歌った " 小さな恋のうた "

…わたしには 恋のうた 届いたょ。 響いたょ。

…わたしじゃ 役不足ですか… ?


何もかも見透かしたような 真っ直ぐな瞳。

短い黒髪。

はにかんだ笑顔…

わたしが話すと よく見せてくれたよネ。

愛しくて

愛しくて…

" 愛してる "


わたしの恋のうたは いつになったら 届くかな… ? ?

 

 


『 輝 』


真っすぐ 夢に向かう君。

努力を決しておしまない。

そんな君を尊敬するよ。

今 君の目には 

わたしには分からない世界が 映ってるのかな… ?

ちょっと寂しいけれど、

そんな 君がスキだから。


夢に向かっている君 見ると

自分も 頑張ろう って思うんだ。

君はそんなコト 全然知らないだろうけど。


君を見てると でもね。

悲しくなるの。

わたしが 君の瞳に映ってないコト 分かるから。

君といると 

苦しくなるの。

自分の無力さ 思いさせられるから。


でも

輝いてるあなたのコト 好きな自分は

少し 胸はっていられるよ… v

 



『 不安・疑問… 』




ダメだな わたし。

あなたに 気持ち伝えてから。

なんだか あなたが怖いんだ。

他の人とならふつーに話せるの。

なのに

あなた 目の前にしただけで 俯いてる自分がいる…。


こんな風になるために この気持ち伝えたわけじゃないのに…。

なんでこうなったの… ?

ここらへんが モヤモヤする。



…嫌われた… ?

怒ってる… ? ?

迷惑だった… ? ? ?



頭の中 回るのは いつも疑問と不安ばっかり。


…早く 決着つけなくちゃ…

 

わたしの胸は ぽっかり穴があいたまま…

 

 

『 サイン 』

 

髪を切った。

まだ 何も聞いてないけれど。

ふられたら 切るなんてかっこ悪いでしょ ?

前の君は 「 髪 短くなったね 」

…そう言ってくれたよね。

あの時は そっけなかったけど

ほんとはすごく すごく 嬉しかったの。

なのに 今度は 何も言ってくれないんだ。

…あの頃の2人に どうすれば 戻れるのかな……。


 





『 ぐる ぐる 』

 


理解したいのに 分からない。

もっと知りたいのに 届かない。

分かって欲しいのに 伝わらない。


頭は ぐる ぐる  ぐる ぐる


昔したメールのやりとりみて

思い出しては 寂しくなって。

思い出のモノ 見つめては 切なくなって。


胸が 苦しいよ… 痛いよ…

 







『 失恋 』


 

やっと あなたの気持ち 聞けた。

この一ヶ月 ほんとに ほんとに 長くて 息詰まりそうだった。

話もできなくて メールもできなくて もどかしくて…

ほんとに 辛かったヨ 痛かったヨ 苦しかったヨ…。


でもネ。


それだけかけて 真剣に考えてくれたコト。

タイミングつかめなくて なかなか言い出せなかったトコ。

わたしに言った その台詞も

なんだか とってもあなたらしくて

…ちょっと 笑えた。



あなたは どこの誰よりも 人一倍不器用だから

それでも 一生懸命になってくれたコト 嬉しかった。

変なコトバ並べられるよりも 全然そっちのが 嬉しいヨ。


なんでだろぅ ?

あなたにふられたのに

何故だか 笑ってる自分がいる。


" 失恋 "って泣くものだって 勝手に思ってた。

…例外ってものも やっぱりあるんだネ。


あなたとは 前の関係に戻りたいヨ。

また おしゃべりして メールして たわいのないコトで 笑おうネ… v

 

あなたを好きになって 良かった…


あなたに気持ち伝えて 良かった…


そう思える 自分が

ちょっぴり スキ になった…。










 『  哀  哀  』




気付いたら 二ヶ月もメールしてなかったよ。

君とのメールのやりとり。

 今見ると 切ない。

あの頃は当たり前だったよね。

いつも近くにいた君が ふと見たら 遠い…。

ただ気持ちを伝えたかっただけなの。

こんな結果になるなんて 思いもしなかったよ。

…もぅ 好きじゃないょ ? 君のコト。

ただ

もとに戻りたいと思ってた。

もとに戻れると思ってた。

…そう思った自分が甘いのかな…。









 『 メロディ 』



人の気持ちほど 不安定なものはない。

メールがきては 喜んで。

一言コトバ交わせないだけで 落ち込んで。

誰かと話してるだけで すねてたり。

…あの頃は 恋 の真っ最中。

…懐かしいね。。。

気分転換にお掃除でもしようかな?

久々にこのCDをかけながら…。

この曲聴きながら 君とのメールながめてた。

歌詞が自分と似てるなんて思ったり。

曲流したまんま 君のコト考えて寝ちゃってたり。

…機械から流れてくる 切ないメロディ

思い出ばっかがよみがえる。

気付いたら目元が熱くなってたょ。

…今日は少し お掃除さぼって


昔のあの頃に 戻ろうか…。










 『 過去≠未来 』






メールをしても 話をしても

何かが 違う。


むかし
どうして過去のように

笑ってくれないの?


むかし
どうして過去みたいに

反応してくれないの?


あなたのコト もぅ考えたくないのに。

過去の思い出ばかりが

まとわりついてる。


過去にしばられて

私だけが ここから動けない。



ねぇ… こっち見てょ…


ねぇ… 笑ってょ…



ねぇ…   ねぇ……


あなたの 心 がみえない。


私の未来 がみえない。


これから先 私たちはどうなるのかな…?


未来のことは 誰にも分からないょ…。









 『 鎖 』



君からのメールの合図 『 白のイルミネーション 』

君の好きな曲に設定した 『 着メロ 』

…二度ときくことはないのかな…

こんなちっぽけな機械で 私の気分が決まってた。


君としたメールのやりとり。

保存してまだ残ってる。

…勇気を出して 削除ボタン…



…やっぱり おせないょ…


君の存在が デカすぎて

いとも簡単に 私は崩れてく…


君の想いに縛られて

鎖はまだ 解かれない…








 『  トゲ  』




左の親指 小さいトゲが刺さって

ズキン


必死でピンセットと にらめっこ。


あの夏も必死だったね。

まわりなんて見えなかった。

あなただけ見てた。

夢中で話した 帰り道。

なんだかとても 短く感じたんだ。


必死でピンセットと にらめっこ。


ふと顔上げたら あなたの横顔

ドキン


久々の会話 たった一言 二言のやりとり。

親指のトゲと一緒に 心のトゲも

ポロリ


あなたで刺さった 小さくて大きなトゲ。

とれるのは あなたしかいないんだ…。








 『 長くて短い恋物語 』




あなたの声 あなたの瞳

何ヶ月ぶりかな? 私に向けられてるの。

なんだか 昔に戻ったみたいで

ちょっぴり 嬉しくて。

ちょっぴり 切なくて。


あなたに恋をして あなたに夢中になって。

楽しいコト いっぱいあった。

ツライコトも いっぱいあった。

瞳を閉じると ほら。

すぐに浮かんでくるよ。

今思うと あなたからはたくさんのコトを学んだネ。


この長くて短い恋物語も そろそ終わりを告げる。

あなたに恋をした あの輝く日々は

思い出として この胸に…



次の物語に向かって


私は 一歩踏み出すよ…







fin....